2014年4月19日

ドコモの新料金プランでiPhoneの2台持ちが安くなりそう

ドコモの新料金プランについて気になる点がいくつかあるので、ドコモの新料金プランに関するFAQで調べてみました。

月々サポートを引き継げるか


2014年6月1日より提供予定の新たな料金プラン(カケホーダイ&パケあえる)に変更した場合、現在適用されている月々サポートはどうなりますか?

パケットパック(シェアオプション含む)に加入すれば、月々サポートを引き継げるそうです。ただし、従来プランでは、iモード端末の場合はパケ・ホーダイへ加入しなくても月々サポートが適用されましたが、カケホーダイプランではパケットパックに加入しないと月々サポートが適用されないとのことです。

iPhoneでもデータプランへ変更できるか


2014年6月1日より提供予定の、データプランについて教えてください。

iPhoneでも「データプラン(スマホ/タブ)」を契約できるそうです。月額基本料は2年契約の場合で1,700円(税抜き)、2年契約なしの場合は3,200円(税抜き)で、これに加えてspモード(月額税込み300円)とパケットパック(もしくはシェアオプション)の料金がかかります。

スマホのSIMカードをiモード端末に入れて使うとどうなるか


2014年6月1日より提供予定のカケホーダイプラン(スマホ/タブ)を申込みする場合、ドコモUIMカード(FOMAカード)をiモード対応機種に挿入して利用すると、基本料金はどうなりますか?

スマホ・タブレット向けの「カケホーダイプラン(スマホ/タブ)」の基本料(2年契約で税抜き2,700円/月)がかかるそうです。

逆に、iモード向けの「カケホーダイプラン(ケータイ)」契約のSIMカードをスマホに入れて使うと、「カケホーダイプラン(スマホ/タブ)」の基本料がかかるとのことで、月額基本料2,200円(税抜き)で利用するには、「カケホーダイプラン(ケータイ)」で契約し、そのSIMカードをiモード端末に入れて使う場合に限られるようです。

それなら「カケホーダイプラン(ケータイ)」の方が便利ですね、というか「カケホーダイプラン(スマホ/タブ)」って不要じゃないでしょうか。

端末を購入せずにベーシックプランから変更できるか


現行の料金プランから、新たな料金プランへの変更はできますか?

「端末購入時に限らず、新たな料金プランへ変更できます」と書かれてあり、「ベーシックプランからは変更できない」とも書かれていないので、ベーシックプランからも変更できそうです。

家族が契約している回線に、ベーシックプランがまだ残っていて、本人は気に入る端末がないから買い替えるつもりはないそうです。契約プランは「タイプM」に「(旧)パケ・ホーダイ」なので、月間2GBまでなら「カケホーダイプラン(ケータイ)」と「データSパック」へ変更した方が安くなります。

新料金プランの試算


もっとも気になっていたのは、iPhoneでデータプランにできるのか、というのと、月々サポートを引き継ぎの2点だったのですが、どうやらどちらもクリアのようなので、あらためて新料金プランの試算をしてみました。

ぼく名義のでドコモの契約は、現在2回線です。

メイン回線は、契約期間13年の「プレミアステージ」で、去年の9月にiPhone 5c 16GBへ機種変更した回線です。現在は、SIMフリー版iPhone 5sにSIMカードを入れ替えて使っています。

サブ回線は、去年の11月にiPhone 5c 16GBをMNPで契約した回線です。

契約プランは、どちらも「タイプXiにねん」と「Xiパケ・ホーダイ for iPhone」という、ドコモのiPhoneでは一般的なものです。

適用中の割引は、メイン回線の「ありがとう10年割適用額」が今年の10月利用分まで、サブ回線の「ドコモへスイッチ割」が今年の11月までで、どちらも毎月743円(税抜き)引きになります。

現在の契約プラン
メインサブ
基本料743円743円
Xiパケ・ホーダイ for iPhone5,200円5,200円
spモード300円300円
ありがとう10年割-743円
ドコモへスイッチ割-743円
小計5,500円5,500円
合計11,000円

月々サポートは、どちらも2,400円(税抜き)×24回で、最初の1年間はさらに500円(税抜き)が増額されています。

今月の料金は、2回線合わせて11,000円で、5,800円分の月々サポート割引を適用すると5,200円。そこに消費税を足すと5,616円になります。

これを、新料金プランに変更すると、いくらになるか。

メイン回線を「カケホーダイプラン(スマホ/タブ)」と「データMパック」へ変更し、サブ回線を「2台目プラス」として「データプラン(スマホ/タブ)」へ変更した場合の料金を計算します。

新料金プラン
メインサブ
基本料2,700円1,700円
データMパック5,000円
シェアオプション500円
spモード300円300円
ずっとドコモ割-600円
小計7,400円2,500円
合計9,900円

この組み合わせの場合、現在の料金よりも1,100円(税抜き)安くなります。ちょうど10%OFFです。

問題は、サブ回線で音声通話が使えなくなることと、これまでは2回線合わせて月間14GBまで利用可能なデータ通信量が、5GBまでと約1/3に減ってしまうことです。しかし、サブ回線で通話は全く使いませんし、現在iPhoneでWi-Fiをオフにして頑張っても、月間のデータ利用量は3〜4GBといったところなので、Wi-Fiを使えば2回線合わせても5GBで足りそうです。ただ、料金の差と比べて、利用可能データ量が大幅に少なくなってしまうのは、かなり損をする気分です。

もしかすると、利用可能データ量が2GBまでの「データSパック」でも足りるかもしれませんが、プレミアステージの場合、「データSパック」では「ずっとドコモ割」が適用されず、結果的に「データMパック」より900円(税抜き)しか安くなりません。それくらいの差なら、余裕を持って5GBまでの「データMパック」を選ぼうと思います。

ただ、ひとつ注意が必要なのは、新料金プランへ変更すると、「ドコモへスイッチ割」などの割引が廃止されるということです。「ありがとう10年割」については、ドコモの説明には明記されていませんが、「〜など」とあるので、おそらくこれも廃止されるとの前提で試算しています。

また、サブ回線をデータプランへ変更すると、毎月の料金が月々サポートの割引額を下回ってしまい、月々サポートが余ることになりますが、shimajiroさんのブログによると、子回線の余った月々サポートを親回線に適用できると、ドコモから説明を受けたそうです。

という訳で、試算した結果、2台持ちしているiPhoneのうち、片方をデータプランへ変更できるのなら、毎月1,100〜2,000円(税抜き)安くなりそうです。しかも通話料が無料になるということで、新料金プランへの変更を前向きに検討したいと思います。

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