レンズのF値と焦点距離、35mm判(フルサイズ)換算焦点距離の数値は、撮影した写真のExifデータから取得し、その情報を元に画角とセンサーサイズを推測しました。
センサーサイズは、「1型=18mm」で計算しています。
iPhone 12 miniのカメラの各数値を、iPhone SE(第2世代)と比較すると下の表のようになります。
iPhone 12 mini | iPhone SE2 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
超広角 | 広角 | イン | 広角 | イン | ||
F値 | F2.4 | F1.6 | F2.2 | F1.8 | F2.2 | |
焦点距離 | 1.55mm | 4.2mm | 2.71mm | 3.99mm | 2.87mm | |
35mm判換算 | 14mm | 26mm | 23mm | 28mm | 32mm | |
画角 | 約114度 | 約80度 | 約86度 | 約75度 | 約68度 | |
センサーサイズ | 1/3.8型 | 1/2.6型 | 1/3.5型 | 1/2.9型 | 1/4.6型 |
iPhone SE(第2世代)のカメラスペックは、iPhone 8(2017年発売)と同等なので、それと比べると全体的にスペックが上がっています。超広角カメラが追加され、広角カメラ、インカメラ共に、センサーサイズは大きく画角は広く(広角)なりました。
iPhone 12 Pro Maxと微妙な違いが
1世代前のiPhone 11 Proと比較すると、広角カメラのレンズが新しくなり、F値は「F1.8」から「F1.6」へと大口径化。またレンズの焦点距離は「4.25mm」から「4.2mm」へとわずかに短くなっています。しかし35mm判換算は「26mm」のままです。
同世代のiPhone 12 Pro Maxと比較すると、超広角レンズの焦点距離がiPhone 12 Pro MaxやiPhone 11 Proの「1.54mm」よりも0.01mm長い「1.55mm」となっているのが気になります。
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