2020年11月13日

iPhone 12 Pro Maxのカメラ画角とセンサーサイズをiPhone 11 Proと比較

iPhone 12 Pro Maxのカメラの画角とセンサーサイズを調べてみました。 レンズのF値と焦点距離、35mm判(フルサイズ)換算焦点距離の数値は、撮影した写真のExifデータから取得し、その情報を元に画角とセンサーサイズを推測しました。

センサーサイズは、「1型=18mm(iPhone 12 Pro Maxの広角のみ16mm)」で計算しています。

iPhone 12 Pro Maxのカメラの各数値を、iPhone 11 Proと比較すると下の表のようになります。

 
iPhone 12 Pro MaxiPhone 11 Pro
超広角広角望遠イン超広角広角望遠イン
F値F2.4F1.6F2.2F2.2F2.4F1.8F2F2.2
焦点距離1.54mm5.1mm7.5mm2.71mm1.54mm4.25mm6mm2.71mm
35mm判換算14mm26mm64mm23mm14mm26mm52mm23mm
画角約114度約80度約37度約86度約114度約80度約45度約86度
センサーサイズ1/3.8型1/1.9型1/3.6型1/3.5型1/3.8型1/2.5型1/3.6型1/3.5型

広角カメラはセンサーが大きく


広角カメラのレンズは、iPhone 11 Proの「4.25mm F1.8」から「5.1mm F1.6」へと変更されています。焦点距離は1.2倍になっていますが、35mm判換算は「26mm(相当)」のままです。

このことから、センサーサイズ(対角)も1.2倍になっていると推測されます。面積では1.44倍となるので、アップルの「47パーセント大きいセンサー」という説明と大きな矛盾はありません。

望遠カメラはより望遠に


iPhone 12 Pro Maxの望遠カメラは、iPhone 12 ProやiPhone 11 Proの「2倍ズーム」よりもさらに望遠の「2.5倍ズーム」です。アップルの説明では望遠カメラは「65mm(相当)」とされていますが、Exifデータでは「64mm」となっています。

超広角とインカメラはそのまま


超広角カメラのインカメラは、iPhone 11 Proと変更ありません。超広角カメラは、アップルの説明では「13mm(相当)画角120度」となっていますが、Exifデータによると「14mm(相当)」となっており、それを画角に直すと「約114度」です。

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