2012年3月12日

新しいiPadの料金プラン比較

ソフトバンクが、「新しいiPad」こと第3世代iPad(Wi-Fi+4Gモデル)の料金プランを発表したので、料金プランの比較をしてみました。

各料金プランの、月々(プリペイドプランは30日間)の最低支払額は、次のとおりです。

括弧内は100MBのプリペイドチャージ料金、「for everybody」=「iPad for everybodyキャンペーン」、「ゼロから定額」=「(iPad専用)ゼロから定額プラン(【新】iPad ゼロから定額キャンペーン)」、「ベーシックデータ定額」=「ベーシックデータ定額プラン(【新】iPad ゼロから定額キャンペーン)」、「プリペイド」=「(iPad専用)プリペイドプラン」
for everybodyゼロから定額ベーシックデータ定額プリペイド
端末価格(一括)16GB: 53,760円, 32GB: 61,680円, 64GB: 69,600円
端末価格(分割支払金)16GB: 2,240円, 32GB: 2,570円, 64GB: 2,900円16GB: 2,420円,
32GB: 2,750円,
64GB: 3,080円
月月割16GB: -2,240円, 32GB: -2,170円, 64GB: -2,110円0円
キャンペーン特別割引0円0円-315円0円
データ定額基本料4,410円0円4,410円(1,510円)
ISP基本料315円0円315円(315円)
ソフトバンク Wi-Fi スポット(i)0円490円0円(0円)
月々最低支払額
(16GB / 32GB / 64GB)
2,485円
2,555円
2,615円
490円2,170円
2,240円
2,300円
(1,825円)
月々最低支払額(同)+分割支払金4,725円
5,125円
5,515円
2,730円
3,060円
3,390円
4,410円
4,810円
5,200円
2,420円
2,750円
3,080円

各料金プランの特徴や注意点は、次のとおりです。

iPad for everybodyキャンペーン
現在ソフトバンクを契約していなくても、契約できるプラン。3Gデータ(パケット)通信を思う存分使いたい人向け。
(iPad専用)ゼロから定額プラン(【新】iPad ゼロから定額キャンペーン)
1回線目として既にソフトバンクを契約していて、パケットし放題フラット(for スマートフォン)への加入が条件。契約事務手数料とユニバーサルサービス料が無料。月間の3Gデータ通信量が100MBまでの場合は、データ定額基本料とISP基本料が無料。Wi-Fiスポットは有料で、月月割の対象外。
ベーシックデータ定額プラン(【新】iPad ゼロから定額キャンペーン)
契約条件と、契約事務手数料とユニバーサルサービス料が無料なのは、ゼロから定額プランと同様。データ定額基本料は、iPad for everybodyキャンペーンと同様。キャンペーン特別割引でISP基本料が無料。現在ソフトバンクのiPhoneをフラット定額で契約していて、この先2年間は解約するつもりが無い人向け。
(iPad専用)プリペイドプラン
端末価格は、一括の場合はほかのプランと同額だが、分割で購入すると金利が発生する分、割高になる。月月割は無い。3Gデータ通信を全く利用せず、Wi-FIのみで4Gモデルを利用したい人向け。

  • 月月割はモデル(容量)によって異なる
  • すでに「アレコレソレキャンペーン/iPadゼロから定額キャンペーン」の1回線目になっているiPhoneは、「【新】iPad ゼロから定額キャンペーン」に申し込み不可
  • ゼロから定額プランは、Wi-Fiスポット月額使用料(490円)が月月割の対象外なので、毎月の支払額は0円にはならない
  • ゼロから定額プランは、26ヶ月目以降は「ゼロから定額プラン2」へ変更となり、データ定額基本料が「2,240円〜5,460円」に値上りする
  • 【新】iPad ゼロから定額キャンペーンの1回線目が、解約などでキャンペーン対象外になると、2回線目のデータ定額基本料が通常価格の月額5,460円になり、キャンペーン特別割引(315円)も無くなる

おすすめプラン


できるだけ毎月の支払いを少なくしたい場合
プリペイドプラン。一括購入すれば、毎月の支払額は0円から。ただし、購入後30日以内に「利用開始登録」をしなければ、自動的に解約されます。また、有効期間終了から360日以内にリチャージしない場合も自動解約です。
データ定額をお得に利用したい場合
ベーシックデータ定額プラン(【新】iPad ゼロから定額キャンペーン)。ユニバーサルサービス料が無料で、さらにキャンペーン特別割引でISP基本料も無料になるので、「iPad for everybody」よりも安い。ただし、1回線目が解約やプラン変更などによってキャンペーン対象外になると、2回線目のキャンペーン価格が適用されず、通常価格になるので注意。

ゼロから定額プランは、おすすめしません。

Wi-Fiモデルとの比較


わかりやすいようにWi-Fiモデルの価格を1/24にした金額と、Wi-Fi+4Gモデルを分割払いにした場合の最低支払額を比較してみました。

括弧内はWi-Fiモデルとの差額
16GB32GB64GB
Wi-Fiモデル1,783円2,117円2,450円
プリペイドプラン2,420円(637円)2,750円(633円)3,080円(630円)
ベーシックデータ定額4,410円(2,627円)4,810円(2,693円)5,200円(2,750円)

プリペイドプランの分割払いは、金利分が割高になっているので、一括払いの場合だと、Wi-Fiモデルの差額は小さくなります。

ベーシックデータ定額プランの場合、Wi-Fiモデルにプラス月額2700円程度で、Wi-Fi+4Gモデルをパケットし放題で利用できます。うーん、安いような高いような。フラット定額を2契約する必要があるので、これくらい割り引いて当然かなと。しかし、それならiPhoneにプラス月額2,700円で、テザリングに対応するオプションが、あってもいいような気もします。



参考ページ

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