ワイドストラップL7は、EOS-1D X付属のストラップと同じもので、2月に予約したのですが、EOS-1D Xの発売延期に伴い、今月になってようやく届きました。
長年、キヤノンの「ジェントルストラップ」を愛用してきたのですが、シール式のロゴが剥がれてきてしまいました。ジェントルストラップは既に製造中止となっており、大事に使いたいので一旦使用は控えて、代わりのストラップを探しているのですが、なかなか良いものが見つかりません。
ジェントルストラップは、少し大げさですが裏地がタオルのように柔らかく、それでいて滑りにくくて、とても手首に巻きやすい点が気に入っています。
ちなみに、一般的にカメラのストラップと言えば「カメラを首や肩から下げるもの」という認識かと思いますが、ぼくの場合は「手首に巻き付けてカメラを固定するもの」という認識です。なので、ストラップを評価する上で、巻き付けやすさが最重要項目になります。
ワイドストラップL6と比較
1世代前のモデルのワイドストラップL6と比較してみました。
▲上がL7、下がL6 |
まず外見では、ロゴの向きと並び方が違います。L7はすべてのロゴが同じ向きで、左から「EOS Canon Canon」という並び方です。またロゴの刺繍の色も、L6よりも黄色い金色になっています。長さは、L7の方が若干短いです。
また、ストラップ縁の赤いラインは、L6では刺繍のような仕上げでしたが、L7では1枚の布として織られているようで、表面はフラットになっています。L6は長期間使っていると縁の糸が切れてしまいそうですが、L7ではそういう心配は無さそうです。
▲上がL7、下がL6 |
それと、両サイドの縫い目が、L6では1本ずつなのに対して、L7では2本ずつになっています。
▲上がL7、下がL6 |
次に裏地ですが、L6よりも若干厚くなっています。表面の凹凸も深くなっていて、L6よりもグリップ感が増しています。L6は親指を押し付けても、ズリズリとすべっていきますが、L7はしっかりと食いつきます。
▲上がL7、下がL6 |
あと、カメラに結びつける部分の編み紐が、少し柔らかくなっています。腰が無くて、結びにくく感じましたが、使用する上では、柔らかい方が都合がいいかもしれません。
L7の商品紹介ページの説明文には「耐久性を向上および柔らかくかつ滑りにくい素材を使用し手に巻きつけて使用しやすくしました」と書かれてあり、耐久性と滑りにくさは実感できました。しかし、柔らかさは、若干しなやかになっているような気もしますが、L6よりも厚くなっている分、巻き付けやすさは、ほとんど変わらないように感じます。
L6とL7を比べると、L6は上品な感じで、L7はしっかりとした印象です。しかし、どちらもジェントルストラップと比べると、使用感がまったく異なり、満足ではありませんが、現状ではL6やL7がベターな選択なのかな、と思っています。
と、長々書いてきましたが、結局言いたいのは「ジェントルストラップを再販して欲しい」と言うことです。できればロゴは刺繍で。
そして最後に、これまで使ってみたキヤノン純正ストラップの簡単なレビューと、ストラップが付属するカメラの一覧を書いておきます。
- EOSストラップII 40
- ★ 2,520円 まるでゴムの板のよう
- EOSストラップ PROFESSIONAL VERSION
- ★★ 3,675円 プロスト風デザインでも中身は別物。デザインが好きならいいけど、でなければ、ただ高いだけのストラップ
- ネックストラップL3
- ★★★★ 1,890円 ほぼ「ただの紐」のシンプルなストラップ。細くて邪魔にならない
- ワイドストラップL6
- ★★★ 2,100円
- ワイドストラップL7
- ★★★ 2,100円
- ジェントルストラップ
- ★★★★★ ?円 最高
- ネックストラップL3
- EOS-1v/1N/1
- ネックストラップL4
- EOS-1Ds/1D
- ワイドストラップL5
- EOS-1Ds Mark II/1D Mark II N/1D Mark II
- ワイドストラップL6
- EOS-1Ds Mark III/1D Mark III
- ワイドストラップL7
- EOS-1D X
- ワイドストラップEW-100DGR
- EOS 5D/40D/30D/20D/20Da
- ワイドストラップ EW-100DB II
- EOS Kiss Digital/X/N
- ワイドストラップ EW-100DB III
- EOS Kiss X5/X4/X3/X2/F
- ワイドストラップ EW-100DB IV
- EOS Kiss X6i
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