写真を取り込むたびに、EOS 5D Mark IIをケーブルで接続するのが邪魔臭くなったので、なるべくコンパクトなCFカードリーダーを探しました。
今回購入したLRW300URBJP以外に検討したのは、サンワサプライの「ADR-CFU2H」と、サンディスクの「ImageMate オールインワン USB 3.0 リーダー/ライター SDDR-289-J20」です。まず、ADR-CFU2Hは安いのですが、ケーブルが30cmと短いのが使いにくそうなので却下。ImageMateは、薄いのはいいのですが、幅がちょっと広いかなということで、最終的にLRW300URBJPを選びました。
LRW300URBJPは、UDMA7やSDXC、USB 3.0にも対応した、上級モデルです。使っているCFカードも、それほど高速なものではないですし、iMac (Mid 2011) もUSB 3.0に対応していないので、正直、オーバースペックなのは否めません。
で、ここからLRW300URBJPの簡単な使用感を。
両サイドのボタンを押すと「パコッ」とポップアップして、CFカードとSDカードのスロットが現れます。しまう時は上から押さえるのですが、ちょっと固めです。ホコリの侵入が気になる人には良いのかもしれませんが、個人的にはこの仕組みは無くていいかな、と思いました。無い方がよりコンパクトにもなりますし。
▲ポップアップ時 |
▲収納時 |
後部にはmicroBタイプのUSB 3.0ポートが付いています。このポートは、通常(USB 2.0)のmicroBタイプを横に拡張したような形で、片側にはUSB 2.0のmicroBケーブルを挿すことができます。
▲USB 3.0 microBポート |
▲USB 2.0 microBケーブルを挿したところ |
LRW300URBJPには、USB 3.0用のケーブル(約1.1m)が付属しているのですが、ちょっと太めで取り回しが良くありません。USB 2.0のiMacにUSB 3.0で繋いだところで意味が無い、ということで、試しに手元にあるエレコムの極細USB 2.0ケーブル「U2C-AMBXシリーズ」で接続してみると、問題なく使えます。
ただ、ちょっと気になるので、付属のUSB 3.0ケーブルと転送速度を比較してみました。
使用カードは「SanDisk Ultra(30MB/秒)」で、RAWファイル37個(合計873.3MB)を、iMac内蔵HDDにFinderでコピーする時間を計測しました。手動で計測したの、かなりアバウトですが、3回計測した平均値は次のとおりです。
USB 2.0ケーブル | 約35秒 |
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USB 3.0ケーブル | 約33秒 |
USB 3.0ケーブルの方がちょっと速いです。その差は僅かですが、体感でも違いを確認できました。しかし、これはUSBの規格というより、ケーブルの品質の差ですかね。大量に撮影することもほとんど無いので、この程度の速度差なら、取り回しが楽な極細のUSB 2.0ケーブルで使いたいと思います。
ただ、USB 3.0対応のMacが出ると、欲しくなってしまうかもしれないのが難点です。出るかな、USB 3.0 Mac。
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