2009年1月17日

AppleWorksからBento 2へ

昨年の10月、新型MacBookの発表に合わせてリリースされた、ファイルメーカーのデータベースソフト「Bento 2」ですが、この度、Mac Fanによる「Bento 2 体験モニタープロジェクト」にモニターとして参加することになりました。

ファイルメーカーと言えば、前身のクラリス時代には「クラリスワークス」のお世話になり、その後「AppleWorks」と名前を変えてからもずっとお世話になっている、非常に馴染み深いソフトウェアメーカーです。

しかしアップルは新たに「iWork」をリリースし、AppleWorksはバージョン6以降それっきりの状態で、いつまでもAppleWorksを使い続けるのは辛くなってきました。

そんな中、登場したのがBentoです。BentoはMac OS X Leopard専用ソフトで、昨年MacBookを購入したときに30日限定の無料評価版をインストールしてみたのですが、あまり試さないうちに使用期限が過ぎてしまい、そのままになっていました。

そして今回、モニターの機会が巡ってきたので、これを機にAppleWorksからBento 2へ乗り換えようと思います。

ということで、早速、AppleWorksのデータをBentoへ移行します。AppleWorksは専らデータベースと表計算を使用していたので、まずはデータベースの書類から。

AppleWorksとBentoは、元を辿れば兄弟と言えなくもない2つのソフトですが、残念ながらBentoから直接AppleWorksのファイルを読み込むことができないので、一旦テキストファイルへ書き出す必要があります。

「ファイル」メニューから「別名で保存」を選択し、「保存」ダイアログで「ファイル形式」を「ASCII テキスト」にして保存します。テキストファイルの形式は、文字コードが「シフトJIS」、改行コードが「CR」のタブ区切り(TSV)になります。

ここで気をつけるのがファイル名です。AppleWorks 6は、書き出し時に拡張子を付加してくれません。このままでは読み込み時にBentoが判別できないので、「.tab」という拡張子を付けて保存します。

そしてここからはBentoでの作業です。「ファイル」メニューの「読み込む>ファイル」を選択すると、読み込み画面が表示されるので、先ほど書き出したテキストファイル(.tab)を選択し、各フィールドの名前とフィールドタイプを設定して読み込めば完了です。

Bento 2 の新機能 TOP 10」によると、タブ区切りファイルはBento 2からサポートされた機能らしく、書き出したファイルを一切変更すること無く、読み込むことができました。

とりあえず、第1回目のレポートはここまで。次回は、Bento 2自体の機能に触れてみたいと思います。

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