2009年6月9日

WWDC09——さようなら Power PC

きょう未明に行われたWWDCの基調講演は、かなり盛り沢山で充実した内容でした。

Snow Leopard

一番のグッドニュースは、LeopardからSnow Leopardへのアップグレードが29ドル(約3,000円)で提供されるということです。正直、Leopardと同じ価格(14,800円)だったら躊躇したのですが、これなら躊躇することなくアップグレードできます。

ただし、Tigerからのアップグレードは、Mac Box Setを購入する必要があるようなので、Leopardへのアップグレードよりも負担が大きくなりそうです。

それから、残念ながら、Power PC搭載マシンは、Snow Leopard非対応のようです。

リリース時期は9月と、予想よりも遅めですが、3ヶ月前にiMacを買った身としては、「あと3ヶ月、最新OSを使い続けられる」という理由をつけて納得します。

ちなみに、今Macを買えば、9.95ドルでSnow Leopardへアップグレードできます。

Safari 4

Safari 4のβ版は、タイトルバーと一体化されたタブが使いにくかったので、さっさとアンイストールしてしまったのですが、正式版では従来通りのタブ表示に戻っていて、ホッとしました。

MacBook Pro/Air

サプライズ面では、MacBookファミリーの刷新ですね。13インチMacBook Proは「安っ! これじゃMacBook売れなくなるんじゃ?」と思いましたが、ユニボディのMacBookがラインナップから消えていて、結局のところ、それが13インチMacBook Proになっただけ、といったところでしょうか。

MacBookは、先日アップデートされたホワイトのみが残る状態となっていますが、この先MacBookファミリーは、どういう構成になっていくんでしょう。個人的には、ネーミングから「Pro」は外して、「MacBook」と「MacBook Air」に絞った方が、スッキリしていいんじゃないかと。

iPhone 3G S

iPhone 3G Sは、最初「ドコモかっ!?」って思いましたよ。ネーミングがね。ドコモの「〜iS」シリーズの「S」は、確か「Second」の頭文字だったと思うのですが、iPhone 3G Sは「Speed」の頭文字だそうです。

その名前のとおり、新型iPhoneは高速化がメインのようですね。そのほかは、カメラとGPSがグレードアップした程度で、ドコモの「〜iS」と同様に、マイナーバージョンアップに留まっています。

今回は、ハードウェアよりも、ソフトウェア(iPhone OS 3.0)のアップデートの方が、大きいですね。

とりあえず、17日には初代iPod touchをiPhone OS 3.0へアップデートしたいと思います。

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