2009年11月10日

docomo と SoftBank の 2009年冬春モデル

きょう、ドコモとソフトバンクの2009年冬春モデルが発表されました。

まず意外だったのが、ドコモからXPERIA X10(SO-01B?)が発表されなかったこと。しかし、ドコモの社長が発売にかなり前向きな発言をしています。

そして、個人的に注目していた家庭向けフェムトセルサービスの「マイエリア」。利用料はファミ割MAX50に加入すれば月額490円で、ホームUと同額です。別途、基地局のレンタル料などは不要で、10台まで端末を登録できる(同時利用は4台まで)ので、コスト的にはホームUよりも優位な面もあります。

また、マイエリアは従来の携帯の電波を使用するので、90xi/70xiシリーズといった既存の端末でも利用可能(手動で切り替えが必要)なのが、無線LANと比べて大きなメリットです。

ただし、マイエリアではIP電話は利用できないので、FMCサービスとしては魅力に欠けます。

それから、やはり実質的にフレッツ光回線にしか接続できず、また基地局の工事も必要で、利用するにはかなり障壁が高いサービスのようです。

一方、ソフトバンクは「ケータイWi-Fi」を発表しました。これからのフラッグシップモデルには標準搭載していくようです。

ただ注意が必要なのが、「ケータイWi-Fi」を利用するには月額使用料490円のほかに、「ソフトバンクWi-Fiスポット」(無料)と「専用パケット定額」サービス(月額4,410円)をセットにした「Wi-Fiバリューパック」への加入が必須となり、月額4,900円が掛かります。

こちらもFMCサービスというよりは、リッチコンテンツ用の高速アクセスを目的としたサービスのようです。

しかしこの手のサービスは、iPhoneを使い始めてから、「もうどうでもいい」というのが正直なところです。

で、今回の一番のサプライズは、なんといってもソフトバンクのAndroidでしょう。

メーカーや機種名などは不明ですが、「3.7インチ有機EL液晶」と「1GHz Snapdragon」採用とのことで、4インチ液晶のXPERIA X10では無さそうです。

それにしても、ソフトバンクはついにGoogle携帯にまで手を出してしまいましたか。ますます、Yahoo! Japanをどうにかして欲しくなりました。

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