充電
まずパッケージを開けると、DRC-BT30本体以外の付属品はUSBケーブルのみというシンプルな構成です。イヤホンも充電器もありません。充電はUSBケーブルでパソコンなどに繋いで行います。USB充電の推奨環境には、Windows(7/Vista/XP)に加えてMac OS X(v10.3以降)も含まれています。
試しにiPhoneのUSB電源アダプターで充電してみましたが、とりあえず問題は無さそうです。ただ、付属USBケーブルの長さが大体56cmくらいで、パソコンに繋いで充電するにはいいかもしれませんが、それ以外の場合はちょっと短いように感じます。
ペアリング
今回はDRC-BT30をiPhone 3Gで使いたいので、iPhone 3Gとペアリングをしたのですが、パスキー(パスコード)を入力すること無くペアリングが完了しました。ちなみに、DRC-BT30のパスキーは「0000」です。
iPhone 3Gとの相性
で、早速DRC-BT30で音楽を再生してみると、とりあえず問題なく使えます。
ただテストで、音楽再生中に着信させてみると、終話後にiPodに戻ると音楽が飛び飛びになりましたが、iPhone 3GとDRC-BT30の電源を入れ直したら正常に戻り、再テストしても再現はしませんでした。
それから、これはDRC-BT30の問題ではないのですが、現状のiPhoneでは「曲送り/曲戻し」が使えません。iPhone 3G/3GSおよび第2世代iPod touchは、iPhone OS 3.0でA2DPプロファイル(ステレオBluetooth)に対応しているのですが、仕様によるとAVRCPプロファイル(リモートコントロール)は「再生/停止(一時停止)」と「音量調節」にしか対応していないようです。
ちなみに、DRC-BT30をiMacとペアリングしてみると、iTunesでの「曲送り/曲戻し」は使えました。
感想
付属品簡略によるコストダウンの結果、従来品よりも低価格になり、個人的には歓迎です。サイズは単3電池を少し高くしたくらいで、小さいとは言えません。iPod shuffleより大きいと、ワイヤレス化するメリットが半減してしまいます。実際に使ってみると、音楽再生中に5秒間隔でLEDが点滅するのが少し気になります。それとレバー(ジョグスイッチ)を倒すように操作するボリューム調整は、少し慣れが必要。それから繰り返しになりますが、「曲送り/曲戻し」を使えないのは不便です。これはiPhone OSのアップデートに期待したいところです。
フォトレビュー
▲一方の側面にはUSB端子とリセットボタン。上面にはイヤホンジャックとLED。通話ボタン(マルチファンクションボタン)とマイクは前面に |
▲反対の側面には電源ボタン。裏側にはストラップホール付きクリップ |
▲カバーを開くとUSB端子の隣にペアリングボタン |
▲単3電池とのサイズ比較 |
▲付属品はUSBケーブルのみ |
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