2015年3月10日

MacBook (Early 2015)の微妙な画面サイズ

アップルが、まったく新しいMacBookを発表しました。

MacBook、何年ぶりの復活でしょうか。すっかり変わりましたね。前は確か白いポリカーボネートボディでしたっけ。本体のポート類が、USB-Cとヘッドホンのみという潔さは、初代MacBook Airを思い出します。

個人的には、Retinaよりも液晶がIPS方式になったことが、一番大きなポイントです。

そんなMacBookの液晶ですが、気になって仕方ないのが、ディスプレイ解像度です。

MacBookのディスプレイは、「2304×1440px」のRetinaディスプレイで、これをちょうど半分にすると「1152×720px」になります。

けど、幅1152pxって、MacBook Air 11インチの1366pxや、MacBook Pro 13インチの1280pxよりも狭いんですよ。

今時、幅1280pxでデザインされているWebサイトも珍しくはなく、これをそのままMacBookで表示すると、デザインが崩れてしまう可能性があります。

また、レスポンシブWebデザイン(RWD)で制作されたサイトで、画面幅1280px以上でPC向きデザインで表示するよう設計されている場合、幅1152pxの画面ではタブレットやスマホ向きデザインで表示されてしまいます。

ということで、1152×720pxでは、色々と不都合が出てきそうです。

しかし、MacBookの仕様には、「対応するスケーリング解像度:1440×900、1280×800、1024×640」と書かれてあります。

今使っている、MacBook Pro 13インチ Retina (Late 2013)でもスケーリング表示は可能で、標準以外の解像度を選んだ場合、それぞれの解像度を縦横2倍にRetina化した画面を、スケーリングして表示するようになっています。

なので、MacBookはおそらく、スケーリング表示(2880×1800、2560×1600、2048×1280)を前提として設計されているんじゃないでしょうか。

MacBookで、1440×900のスケーリング表示した場合、画面の表示領域はMacBook Air 13インチと同じになり、MacBook Air 11インチよりも画面を広く使えることになります。

画面が広くなるという点は、MacBook Air 11インチから買い替える、きっかけのひとつとなるかもしれません。

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