まず、前モデルとの違いを、簡単にまとめてみました。
RX100M2
- センサーが裏面照射型に
- チルト式モニター搭載
- Wi-Fi対応
- アクセサリーシュー搭載
RX100M3
- レンズが大口径化、広角化
- EVF搭載
- チルト式モニターが上側180度まで開くように
- アクセサリーシュー廃止
RX100M4
- センサーがメモリー一体積層型に
- シャッター速度が最速1/32000秒（電子シャッター）に
- EVFが235万画素に
そして、個人的に気なる細かいスペックを比較してみました（価格は発売時のソニーストアでの価格）。
| RX100M4 | RX100M3 | RX100M2 | RX100 | |
|---|---|---|---|---|
| 発売時期 | 2015年7月 | 2014年5月 | 2013年7月 | 2012年6月 |
| 価格（税抜） | 119,800円 | 88,000円 | 71,410円 | 66,648円 |
| ISO感度 | 125-12800 | 125-12800 | 160-12800 | 125-6400 |
| シャッター速度 | 30-1/32000 | 30-1/2000 | 30-1/2000 | 30-1/2000 |
| 撮影可能枚数 | 280枚 | 320枚 | 350枚 | 330枚 |
| 重さ | 298g | 290g | 281g | 240g |
代を重ねるごとに、だんだん高く、だんだん重くなっています。バッテリーの持ちは、RX100M2をピークに減少傾向にあります。
それぞれの特徴を、一言でまとめると、
安くて軽い初代。
バランスがいい二代目。
レンズが良くなった三代目。
シャッターが速くなった四代目。
といった感じでしょうか。
画質は初代でも十分綺麗だと思うので、コストパフォーマンス抜群の初代が個人的にはオススメです。レンズが改良されたRX100M3もいいですね。とりあえずWi-Fiは必要、バッテリーが持つのがいい、という人にはRX100M2。
最新のRX100M4は、確かに歴代最高スペックではあるのですが、超高速シャッターが必要な場面は限られますし、なにより高過ぎますよね。価格が据え置きなら、スペックアップも素直に受け入れられたのですが。
個人的には、RX100M3のEVFを省略して、軽量化したモデルが欲しいです。RX100の重さで、RX100M3のレンズで、RX100M2のスタミナが理想です。
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