2015年6月26日

RX100M4とRX100M3の比較

ソニーが、大型センサー搭載の高級コンパクトデジカメ「Cyber-shot RX100 IV(DSC-RX100M4)」を発表しました。

RX100M3との違い


RX100M4は、メモリー一体積層型のセンサーを搭載し、読出し速度が向上しているとのことです。

これにより、前モデルのRX100M3と比べ、連続撮影が「約10コマ/秒」から「約16コマ/秒」へ、最高シャッター速度が「1/2000秒」から「1/32000秒」へと高速化されています。動画では、4K撮影や最高960fpsのスロー撮影に対応しています。

最高シャッター速度が速くなることで、晴天下など明るいところでも、絞りを開いてボケを活かした撮影ができるようになります。また、高速で動く被写体が歪んでしまう「ローリングシャッター現象」が抑えられているそうです。

そのほかの違いは、電子ビューファインダー(EVF)の画素数が、「144万画素」から「235万画素」へアップしていることくらいですかね。

細かな違いとしては、サイズはそのままですが、重さが8g増の「298g」になっています。あと、バッテリー使用時間が、液晶モニター使用時で「320枚」から「280枚」へ減っています。EVF使用時は、「230枚」のままで変わりません。

発売日と価格

発売日は、7月31日。価格は、ソニーストアで119,880円(税込129,470円)です。

レンズの大口径化とEVFを搭載したRX100M3と比べると、RX100M4はマイナーチェンジ感は否めませんが、RX100M3発売時の価格「88,000円(税込95,040円)」と比べて3万円以上の値上げは、かなり割高感が強いです。

RX100シリーズは、新モデルが発売されても旧モデルも併売し続けてきましたが、今後もそれが続くとすれば、RX100M4の立ち位置は微妙なように感じます。



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