各キャリアの「実質価格」は、それぞれ「月々サポート(ドコモ)」「毎月割(au)」「月月割(ソフトバンク)」対象の料金プランを契約し、機種変更した場合の価格です。
SIMフリー | ドコモ | au | ソフトバンク | |
---|---|---|---|---|
64GB | 91,584円 | 98,496円 | 98,400円 | 106,560円 |
実質価格 | 39,528円 | 33,360円 | 33,360円 | |
256GB | 98,064円 | 104,976円 | 104,880円 | 112,800円 |
実質価格 | 46,008円 | 39,840円 | 39,600円 | |
512GB | 109,944円 | 116,640円 | 116,640円 | 124,800円 |
実質価格 | 57,672円 | 51,600円 | 51,600円 |
SIMフリー版が最安
iPhone XSと同様、各キャリアの端末価格は、SIMフリー版と比べてドコモとauが約7,000円、ソフトバンクは約15,000円高く、SIMフリー版が最も安くなっています。
auの「auピタットプラン」や「auフラットプラン」、ソフトバンクの「通話基本プラン(ウルトラギガモンスター+/ミニモンスター)」といった、「分離プラン」と呼ばれる料金プランを契約している場合は、「毎月割」や「月月割」の割引が適用されず、「実質価格」では購入できないので注意が必要です。
ソフトバンクは下取りしないと損
ソフトバンク版64GBモデルの端末価格はau版よりも8,160円高く、48回払いで購入した場合、割賦金は月々170円高くなります。
ただし、auでは下取りプログラムの「アップグレードプログラムEX」が有料で月々390円必要なのに対し、ソフトバンクの「半額サポート for iPhone」は月々の料金はかからないので、下取りプログラム料も含めるとソフトバンクの方がauよりも月々220円安くなります。
au | ソフトバンク | |
割賦金 | 2,050円 | 2,220円 |
下取りプログラム料 | 390円 | 0円 |
合計 | 2,440円 | 2,220円 |
ソフトバンクの端末価格が他社よりも割高なのは、下取りプログラム料が含まれているためと考えれば、下取りサービスを利用しないと、ただ割高な端末価格を支払わされるだけとも捉えられます。
ソフトバンクはiPhone XRも「高値」の花に
そんな割高なソフトバンクのiPhone XRですが、最も安い64GBモデルでも端末価格が10万円を超えています。
ソフトバンクに限らず、端末価格が10万円を超えるとローン契約の審査が厳しくなり、分割で購入できない人が出てきてしまいます。
一方ドコモとauは、64GBモデルなら10万円未満なので、審査はそれほど厳しくないでしょう。10万円を境に約8,000円の差で、キャリアによってiPhone XRを買えない人の数に大きな差が生じるかもしれません。
もちろん、一括払いなら厳しい審査もなく、ほとんどの人は問題なく購入できるでしょう。ただ、SIMフリー版の方が約15,000円も安いので、旧プランで月月割を適用させたり、ソフトバンク独自の保証サービスの利用など以外は、ソフトバンク版を購入するメリットは少ないと思います。
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