フロントベゼルの色が黒
ぼくの中では、スマホのフロントベゼルの色は「黒」一択です。ほかの色だと、ディスプレイ周囲の黒い縁が気になるし、受話スピーカーやインカメラ、センサー類などの位置がバレバレなのも好きじゃありません。それが黒ベゼルなら、ディスプレイを消せばベゼルとの境が分かりにくくなり、一枚の「板」のように見えるのが格好良くて好きです。また、使用中もディスプレイの縁が気にならず、特にダークモードにした時、スマホの表面に画面が浮き出てくるかのような一体感が、とても心地よく感じます。
しかし、iPhone 4以降は、iPhone 5cと「RED」を除いたすべてのホームボタンが付いたiPhoneで、ベゼルの色がボディと同色になっていました。なので、黒ベゼル好きとしては、新しいiPhoneを買う時はいつも「スペースグレイ」などの黒系のカラーを選ぶしかありませんでした。
iPhone X以降のスリムベゼルモデルは、すべて黒ベゼルで統一され、好きなボディカラーを選べるようになりましたが、ついにホームボタン付きの機種でも同様となるのが、iPhone SEの個人的に気に入った最大のポイントです。
ぼくは、ホワイトのiPhone SEを買います。
iPhone SEのココもいい
ぼくが感じたiPhone SEのいいところを、あともう少し。
名前
名前は「iPhone SE2」や「iPhone 9」となるとの噂でしたが、正解は「iPhone SE(第2世代)」でした。iPadやiPodと同様の命名形式です。スペック的には「8s」や「9」でも違和感はありませんが、今回は5.5インチのPlusモデルが無いことから、それらの名前は使われなかったのかな、と思います。
個人的には、Macと同様「iPhone SE(4.7インチ, Early 2020)」のように、画面サイズと発売時期を含めた形式が理想です。
4G
日本でも各社が5Gサービスを開始しましたが、iPhone SEは5G非対応です。しかし逆に、割高な5Gプランへ変更せず今契約しているお得なプランのまま利用できるのは、個人的にはメリットです。
iPhone SEのココがダメ
お店が開いてない
マスクの着用率が、おそらく人類史上最高となっている現状で、Touch IDを搭載したiPhone SEに惹かれるiPhoneユーザーは少なくないと思います。しかし如何せん、アップルストアをはじめ取扱店が開いてないのはタイミングが悪いですね。まあ、欲しい人は通販で買えば済む話ではありますけど。
iPhone 11や8との比較
iPhone SEのスペックは、ざっくり言えば「iPhone 8のチップを最新のiPhoneと同じものに変更した」という感じです。しかし、それ以外にもアップデートされた点があります。
iPhone 11並みにアップデートされた点
- チップ(A13 Bionic + 第3世代Neural Engine)
- 無線スペック(ギガビット級LTE、Wi-Fi 6)
- デュアルSIM(nano SIM + eSIM)
- カメラのデジタル処理(ボケコントロールなど)
- Apple Payの予備電力機能
iPhone 8から据え置かれた点
- ボディサイズ
- 画面サイズ
- Touch ID
- カメラスペック(ナイトモード非対応、7MPインカメラ)
- 耐水性能(IP67)
- 超広域帯チップ非搭載
ザッと挙げると、こんな感じです。
初代iPhone SEは、iPhone 5sのA7チップをiPhone 6sと同様のA9チップへ変更。第2世代は、iPhone 8のA11チップをiPhone 11と同様のA13チップへ変更。それぞれ2世代新しいチップへと置き換えられていて、旧モデルの寿命を2年間伸ばすようなアップデートとなっています。
ぼくは今もiPhone 8をサブとして使っていますが、処理能力に不満を感じたことはありません。正直、iPhone SEじゃなくても「iPhone 8でよくない?」という感じもします。しかし、あと2年以上使うとなると、iPhone SEの方がスペック的に余裕があって安心ですかね。
iPhone 8からの変更点で個人的に一番を大きいと思うのは、チップではなくデュアルSIMです。ぼくは今のところ使うつもりはありませんが、iPhone 8ユーザーがiPhone SEに買い換えるメリットとしては、これが一番大きいと思います。
逆に、デュアルSIMが不要なら当面はiPhone 8を使い続けて、初売りセールやキャリアのキャンペーンなどを待ってみてもいいかもしれません。
0 件のコメント:
コメントを投稿