NM706iレビュー——ファーストインプレッション

ドコモの「FOMA NM706i」へ機種変更してから1週間。ここらで簡単なインプレでも。

まず、NM706iの特徴でもあるコンパクトなボディですが、厚みがそれなりに（16mm）あるので、驚くほどの感じではありません。画面とキースペースの狭さから、小さいという印象を受けるのかもしれません。

感覚的には普通の折り畳み携帯を、折り畳んだ状態で操作するようなものでしょうか。持った時よりも、操作する時の方が小さいという実感は大きいです。しかし、かといって操作しづらいかというと、そういうこともなく、手の中での収まりもいいし、指の移動量も少なくてテンポよく操作できます。

次も筐体に関することですが、日本の携帯と比べると少々造りが雑なところがあります。キーの隙間からキーの側面を覗くと、プラスチックを切り取ったような跡が見えます。パーツを枠から切り離して、その後の処理が不十分な感じです。

また、フロントカバーの画面部分とインカメラ部分は、塗装がマスキングされているのですが、そのマスクが僅かに（0.5mmほど）ずれています。

価格を考えれば許容範囲だとは思いますが、NM706iが「こだわりを持つ人」をターゲットとしているなら、もう少し繊細さが欲しいところです。

それから、さらにキー関連で、これは個体差かもしれませんが、右のソフトキーと終了キー（オンフックキー）が少し軋みます。ただ、使い込んでいくと次第に軋みはとれ、1週間経った今ではほとんど軋みません。

また、購入当初は全体的にキーが固かったのですが、こちらも馴染んできたのか、今ではそれほど気にはなりません。

購入前に少し気になっていたのが、微妙な位置（終了キーの上）にある「CLRキー」なのですが、少し段差があるためか、誤って押してしまったことは、一度もありません。

あと、今までに使ってきた携帯は、大体1週間はバッテリーが持つのですが、NM706iは大体2日に1回のペースで充電してます。

……と、1週間目はとりあえずこれくらいです。さらに詳しいレビューは追々書いていこうと思います。