ドコモが商標出願している「Phantom cell\ファントム セル」(商願2013-8348)というのが気になって、ちょっと調べてみました。
調べる、というか、ただ検索しただけですが、日経コミュニケーション(ITpro)の「HetNetで200倍超の容量拡大も、ドコモがWTP2012でシミュレーション」という記事が見つかりました。
昨年7月の「ワイヤレス・テクノロジー・パーク2012」でのドコモのデモ内容を紹介する記事で、「HetNet(Heterogeneous Network)」という技術に関するものです。
技術的なことは詳しくありませんが、記事によると「HetNet」とは、通常の基地局エリア内に、狭いエリアをカバーする基地局を重ねて配置することで、ネットワークの容量を拡大することができるそうです。
その通常の基地局がカバーするエリアを「マクロセル」、狭いエリアの方を「スモールセル」と呼ぶそうですが、ドコモでは「スモールセル」のことを「ファントムセル」と呼ぶそうです。
フェムトセルは、圏外や電波の弱い場所を、スポット的にエリア化する目的で使われることが多いと思いますが、ファントムセルはエリア内に重ねて配置するということで、実用化されるときは、現在のWi-Fiスポット的な使い方になるのでしょうか。
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