2014年4月10日

ドコモ、国内通話定額の新料金プランを6月開始

ドコモが、6月1日よりサービス開始予定の新料金プランを発表しました。

新料金プランの要点を、簡単にまとめてみました。

  • 基本料は、スマホが2,700円/月(音声契約の場合)、iモードが2,200円/月
  • 国内宛(0180や0570などを除く)の通話料は無料「カケホーダイ」
  • 子回線は、シェアオプション料(500円/月)を払うと、親回線のパケットパックをシェアできる「パケあえる」
  • 親回線の契約期間に応じて、パケット定額料が割引になる「ずっとドコモ割」
  • Xiの現行プランは、9月以降選べなくなる(継続は可能)

※料金はいずれも税抜き。

とりあえず、iPhone向けの現行プランと、新料金の一人向けプランとを比較してみました。

新プラン(2GB)新プラン(5GB)現行プラン(7GB)
基本料2,700円2,700円743円
パケット3,500円5,000円5,200円
ISP300円300円300円
合計6,500円8,000円6,243円

新プランは、「カケホーダイ」で国内通話料が無料になるとは言え、利用可能データ量が従来よりも少なくなることを考えると、現行プランよりも割高に感じます。

家族間でデータ量をシェアできるのが、この新プランの売りの一つだと思いますが、複数の音声端末で利用するには月額9,500円(10GBまで)以上のプランを選ぶ必要があります。月額5,000円以下で利用できる、一人向けのデータパックでシェアする場合は、追加できる子回線が1回線のみで、さらに子回線は音声無しのデータプランに限られます。

家族数人が、通話もパケットもそれなりに使う場合は値下げも期待できますが、そうでなければ、新プランはあまり魅力的だとは思いません。個人的には、データSパックとデータMパックでも、家族間シェア可能にするか、もしくは値下げをして欲しいと思います。

ドコモの新プランをシミュレートしてみると、現行の方が得なので当面変更するつもりはありませんが、しばらく横並びだった各キャリアの料金に、再び競争が起きることは歓迎します。

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