2010年11月26日

ソフトバンク、iPad 向け基本料を値上げ?

ソフトバンクが、12月3日から「iPad for everybody」を開始すると発表しました。

このキャンペーンにより、iPad Wi-Fi+3G(16GB)をデータ定額プランで契約すると、実質負担額が0円になります。従来の実質負担額は、同モデルで月額930円、総額22,320円でした。

しかし逆に、これまで「2,910円(税込)/月×24回」と表記されていたデータ定額プランの基本料は、「4,410円(税込)/月」という表記に変わります。一見すると値上げに見えますが、表記の仕方が違うだけで実際の料金は変わりません。

これまでソフトバンクは、お得意の「実質負担額」という言葉をiPadには使用せず、毎月の料金を割り引く形で表記してきました。本来、月月割は端末代金ではなく料金に対する割引なので、これまでの表記の方が正しい表記になります。

当初はアメリカの料金と揃えるために「実質負担額」という言葉の使用を控えていたのが、「実質0円」というインパクトに負けて、またその言葉を復活させたんでしょうか。

ただでさえややこしいソフトバンクの料金システムなのに、それをコロコロ変えられると「この上なくややこしくて仕方ない」という感じですが、まあ要するに、月月割が1,500円から2,430円になるだけの話ですね。

で、新旧の月月割を適用した料金を表にしてみました(3G+Wi-Fi 16GB)。

分割一括
データ定額プラン基本料4,410円
ウェブ基本使用料315円
月月割(2〜25ヶ月目)-2,430円-1,500円-2,430円-1,500円
分割支払金(2〜25ヶ月目)2,430円0円
合計(2〜25ヶ月目)4,725円5,655円2,295円3,225円
合計(26ヶ月目以降)4,725円

ちなみに、キャンペーン期間は来年の2月28日までとなっていますが、第2世代iPadが2月に発売されるという噂と関連性があるのか、気になるところです。

あと、Wi-Fiモデルの割賦販売は、12月2日で終了だそうです。

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