それぞれのモデルの価格を、各キャリアが販売するSIMロック版と比較してみました。ドコモの価格は、プレミア購入プログラムによる一括払いの場合です。
SIMフリー | ドコモ | au | ソフトバンク | |
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iPhone 5c 16GB | 60,800円 | 60,480円 | 52,920円 | 52,920円 |
32GB | 71,800円 | 70,560円 | 63,000円 | 63,000円 |
iPhone 5s 16GB | 71,800円 | 70,560円 | 68,040円 | 68,040円 |
32GB | 81,800円 | 80,640円 | 78,120円 | 78,120円 |
64GB | 91,800円 | 90,720円 | 88,200円 | 88,200円 |
5cは、auとソフトバンク版よりも若干高めですが、まぁキャリア版と大体一緒ですね。ただし、キャリア版は月月割や月々サポートといった、料金の割引サービスが受けられるので、いわゆる実質価格はキャリア版の方が圧倒的に安くなります。
キャリア版を一括払いで購入し、7GB/月までのパケット定額サービスに加入した場合、月々の支払額は3,000〜4,000円といったところでしょうか。
これに対して、SIMフリー版を購入し、格安のMVNOサービスを利用すると、月々1,000円程度で使うこともできます。ただし、料金プランにもよりますが、通話サービスがなかったり、利用可能なデータ量も少ないなど、サービス内容の制限は多くなります。
使い方によっては、SIMフリー版とMVNOの組み合わせで、ランニングコストを抑えることができます。しかし、MNPで一括0円+数万円のキャッシュバックで、キャリア版を購入すれば、イニシャルコストは圧倒的に低く抑えられ、トータルではこの方が低コストとなるでしょう。iPhoneを安く使いたいのであれば、個人的にはMNPがおすすめです。
ということで、現状でのSIMフリー版のメリットは、海外でSIMカードを自由に選べるなど、かなり限定的なものではないでしょうか。
ただ、国内でもSIMフリー版iPhoneが発売されたことにより、MNO、MVNOから、いろんな新サービス(料金)が出てくることを期待したいです。
あと、各キャリアが販売するiPhoneの価格も、SIMフリー版と統一してくれると、わかりやすくなるんですけどねぇ。
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