2009年12月23日

GITZO シリーズ2 バサルト 3段三脚 GT2931 レビュー

半額近い価格で購入したジッツオのGT2931は、カーボンよりも安価で重いとされているバサルト素材を使用した三脚ですが、個人的には十分軽いです。逆に軽すぎて、重い雲台を付けるとバランスが悪くなるので、もうちょっと重い方がいいと思うくらいです。

重量や価格を比較するために、表を作ってみました。ジッツオではGT2931の他に、同世代のマウンテニア(カーボン)のGT2531とアルミのGT2331、最新モデルのバサルトのGT2830。いずれも2シリーズ(2型)の3段三脚です。そして、マンフロットからは、同クラスのカーボン三脚055CX3と、いままで使っていた190Bの現行モデルとなる190XBです。

品番素材伸高自重耐荷重価格
GT2931バサルト132cm1.64kg10kg63,000円
GT2531カーボン138cm1.37kg12kg111,300円
GT2830バサルト136.3cm1.65kg10kg70,350円
GT2331アルミ131cm1.95kg9kg53,550円
055CX3カーボン136cm1.78kg8kg69,300円
190XBアルミ118.5cm1.8kg5kg23,100円

190XBと比べると、サイズは大きくなっているのに重量が軽くなっているので、軽く感じて当然ですね。

ちなみに、EOS 7D(820g=本体のみ)とEF-S15-85mm F3.5-5.6 IS USM(575g)のレンズセットが約1.4kgなので、マウンテニアのGT2531の方が軽かったりします。

使い勝手


三脚のレビューと言っても、単純な製品なのであまり書くことはないのですが、三脚の使い勝手を左右するポイントのひとつとして、脚の伸縮が挙げられるのではないでしょうか。

190Bでは、そこが不満なポイントだったのですが、GT2931では解消されました。ロックナットを1/4(90度)ほど回転するだけで、ロックを緩めたり締めたりできます。

ローアングルは注意が必要


実際に使ってみて、下調べ不足だったと思ったのが、ローアングル機能です。

GT2931は、ノーマル(24度)、ローアングル(60度)、グラウンドレベル(90度)の3段階に開きますが、センターポールを一番下に下ろして脚を縮めた状態でローアングルにすると、センターポールが地面につっかえます。スペックの「最低高:32cm」は、センターポールを抜いた状態での数値です。センターポールを付けた状態でローアングルで使うには、センターポールを半分ほど上げる必要があります。その際の最低高は、センターポールの長さ(約43cm)と同じになります。

ただし、センターポールをショートポール(GS2511KBなど)に交換すれば、さらに低位置にすることができます。


グラウンドレベルで使用する場合は、センターポールからアッパーディスク(雲台取り付け台座)とポール底のフックをバラし、ポールを抜いて取り付けます。


感想


ローアングルが若干不満ですが、センターポールを交換することで解消できますし、安く買えたので満足しています。

バサルトでも十分軽いので、登山でもしない限りはマウンテニアは必要ありません。

ただし、どうせジッツオを買うなら、ワンランク上の3シリーズの方がいいかも知れません。個人的には2シリーズでも十分なのですが、3シリーズの方が使用範囲が広くなると思います。

あと、ローアングルが不要なら、クイックセット(トヨ商事)のハスキー3段がおすすめです。

ところで、ジッツオは元々フランスのメーカーでしたが、いつの間にかイギリスのボーゲンイメージングに買収(?)され、製造は「MADE IN ITALY」と、ややこしいことになっています。さらに来年、社名を「マンフロット」に変更するので、来年からは「マンフロットのジッツオ」ということになります。


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