しかし、iPhoneにプリインストールの着信音には適当なものが無いので、無音の着信音を自作することにします。
Snow Leopardのサービスの中に「スポークントラックとして iTunes に追加」という機能があるので、これを利用します。初期状態ではこの機能が無効になっていると思うので、システム環境設定の「キーボードパネル」を開いて、「キーボードショートカット」タブの「サービス」にある「スポークントラックとして iTunes に追加」にチェックを入れます。
準備ができたら、テキストエディットで新規書類を作成し、次のように「.」(ピリオド)を空白行で区切って記入します。
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iPhoneの着信音として利用できるのは40秒以内のようですが、「.」を40文字入力すると40秒を若干超えてしまうので、とりあえず39文字にしました。
そして、入力した文字を全て選択し、アプリケーションメニューの「サービス」もしくは、コンテクストメニューから「スポークントラックとして iTunes に追加」を実行します。
するとiTunesが起動し、「Spoken Text」というプレイリストが作成され、その中に「Text to Speech」という曲ができていると思います。
このファイルはAACコーデックで作成されているので、あとはFinderでファイルの拡張子を「.m4r」に変更して、「
~/ミュージック/iTunes/iTunes Media/iTunes に自動的に追加/
」の中に入れれば、iTunesに着信音として自動的に取り込まれます。しかし、どういう訳か、iTunesで同期しても着信音がiPhoneに同期できません。色々と試してみたのですが、上手くいかないので「GarageBand」を試すことにしました。
まず、GarageBandを起動して表示される画面で、「iPhone 着信音」の「Loops」を選択します。そして作成した新規プロジェクトにあるサンプルのトラックをすべて削除し、先程作成した無音のファイルをGarageBandのウインドウにドラッグ&ドロップします。
あとはドラッグで時間を調節して、「共有」メニューから「iTunes に着信音を送信」を実行すれば、iTunesに取り込まれます。必要があれば曲名などを変更し、iPhoneと同期すればiPhoneに着信音を追加することができました。
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