条件
ぼくが三脚を選ぶ上での必須条件は次の3つです。
- 脚のロックはナット式
- 雲台取り付けネジは太ネジ
- ローアングル可能
今まで使ってきた三脚はマンフロットの190Bという小型のものです。用途からすると、強度やサイズはこれくらいで十分なのですが、ノブによる脚のロックが使いにくく不満でした。後継モデルではレバー式に変更されていますが、ナット式の方が締める強さを調節できて使いやすそうです。
190Bは雲台取り付けネジが3/8インチの「太ネジ」で、それに合わせて雲台も太ネジのものを使っているので、細ネジ(1/4インチ)しか使えない三脚は選択肢に入りません。
それから、ブログ用の写真の多くは椅子の座面の上に物を置いて撮っていることから、座面の高さくらいにカメラをセットできるローアングル対応の三脚が必要です。
以上の要件で探すと、国内メーカーでは選択肢がほとんど無く、海外メーカーでもマンフロットはロック方式が要件を満たさないので、結果的にジッツオということになりました。
ジッツオの三脚いろいろ
ジッツオの三脚は脚の太さによって「00」から「5」までのシリーズがあり、シリーズ00が一番細くて「0、1、2……」という具合に脚が太く、重くて頑丈になっていきます。見た目だけなら「ノアール・デコール」コーティングのG1312やG1320あたりがジッツオらしくて好きなんですが、狭い部屋で使うにはデカすぎ。ぼくの用途からするとシリーズ1〜2くらいが良さそうです。
ということで、半年ほど前にヨドバシでシリーズ2のアルミ三脚「GT2330」が29,800円(2,980ポイント還元)で売られているのを見つけ「コレだ!」と一瞬思ったのですが、レッグウォーマーがどうしても気に入らなくて現在に至りました。
しかし、190Bの不満は募ったままで、再び物色を始めていたところ、先日ビックカメラ.comでバサルトの三脚が在庫限りの処分品として出ているのを見つけました。
ちなみに、ジッツオの三脚はシリーズのほかにも、素材による違いもあります。カーボン(マウンテニア)は「軽くて強くて高い」、アルミは「重くて弱くて安い」、そしてバサルトは「その中間」というポジションで、正直「中途半端」という印象があります。
シリーズ1かシリーズ2か
そのバサルト三脚の旧モデル、シリーズ1のGT1931が30,800円、シリーズ2のGT2931が35,800円(いずれも1%ポイント還元)と定価の半額近い価格でした。最新モデルでカラーリングが派手になったこともあって、バサルトは選択肢に無かったのですが、アルミよりも安いとなれば話は別です。比べるものが間違ってるかも知れませんが、ネットブックよりも安いんですよ!
GT1931でも十分なんですけど、GT2931の方が最大耐荷重は3kg重く、格納高と最低高は若干低い。それで5,000円差ならということでGT2931を選びました。
わけあり
ぼくが購入したのは「外装に難あり」の、いわゆる「わけあり品」だったのですが、商品ラベルの一部が擦れて印刷が消えている程度で、箱が破れたり穴が開くようなダメージはありませんでした。おそらく、ずっと倉庫で眠ってたんでしょう。
中身はというと、ナットと石突きのゴムの部分が白く粉を吹いたようになっていましたが、濡れたタオルで拭いたら綺麗になりました。
円高なので個人輸入という手もあるのですが、手軽にこの価格で購入できたので満足しています。
レビューは、また後ほど。
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