2007年8月16日

【レビュー】アップル新キーボード (US)

きょう、予定よりも早くApple StoreからApple Keyboard (2007)が届いた。

早速、Mac miniに接続し、ソフトウェア・アップデートを実行すると、「Apple Keyboard アップデート」が見つかったので、それをインストールし再起動。これでファンクションキーに割り当てられている機能が利用できるようになるはず……なんやけど、どういう訳か、ディスプレイの輝度調節とExposéDashboardが機能しない。ちなみに他の再生/一時停止や音量、イジェクトキーは正常に機能する。

「Mighty Mouseの設定とコンフリクトしてるのかも」と思って、システム環境設定で設定を色々変えてみても変化なし。でもDashboardは使ってないし、ExposéはMighty Mouseに割り当ててるので、これらの機能が使えなくても支障は全くないので、このまま使うことにした。

今まで使っていた純正キーボードは、手前から奥にかけて反り上がっていたためか、平坦な新キーボードに変えると、琴のように反っている錯覚を覚えた。キータッチはノートパソコンのように軽いので、今までとのギャップが大きいけど、まぁ直に慣れると思う。

他に、外観で気になったことと言えば、USBケーブルがMighty Mouseのものと同じ(っぽい)素材になっていて、旧キーボードと比べて細くなっている。あとは、キーボードの横というか裏に付いているUSB 2.0ポートは、接続したケーブルのコネクタが隠れるように、キーボードの端から奥ばった位置にあるため、アクセス性が今ひとつなのと、接続できるUSB機器に制限がありそう(初代iPod shuffleはヤバそう)なのが若干気になる。

ちなみに、ぼくのキーボード遍歴は、まずPerforma 575付属の純正ADBキーボード。そして、MacWayの「TP-997KB-J」。ここまでがUS(ASCII)配列。

で、iMac G3に買い換えたときに、付属の「Apple Pro Keyboard(M7803)」に変え、これ以降はJIS配列。Mac miniを購入後も、iMac G3付属のPro Keyboardを使っていたけど、そのカバーの部分が透明なゆえに、隙間から入って積もりに積もったホコリが丸見えなのが我慢しきれずに、前モデルの「Apple Keyboard(M9034J/A)」に買い換えた。

しかし、そのキーボードはPro Keyboardに比べるとホコリは目立ちにくくなったけど、相変わらずカバーが透明なので、ひっくり返すと底に溜まったホコリが見えてしまう。さらに、カバーの断面が表(上)を向いているために、光ファイバーのような作用で、カバーの淵に手をかざすと、反対側の断面が明るくなったり暗くなったり、視界の中で「チカチカ」するのが目障りだった。

とまぁ、そんな不満点が解消できるのではないか?というのが、新キーボード購入の動機になった。

しばらくJIS配列を使っていたけど今回はUS配列にしたのは、前にも少し触れたけど、新キーボードのJIS配列モデル(MB110J/A)の最下段の配列が、旧キーボードのそれから大きく変更されていたからだ。


で、あまり参考にならないかもしれないけど、旧JISと新USのその部分の配列を比較してみると、「caps lock」キーとコントロールキーの位置が逆になっているのと、「英数」キーと「かな」キーが無くなっている以外は、キーのポジションはほとんど同じ。そのせいか、思いの外、違和感無く使えている。

ただ、個人的には、「英数」「かな」キーはよく使っていたので、これが無くなったのには、慣れるまでに少し時間がかかるかもしれない。

逆に使いやすくなった点は、いつもMacをスリープする時は、「コマンド+オプション+イジェクトキー」でやってるんやけど、旧キーボードではテンキーの上の右端にあったイジェクトキーが、新キーボードではデリートキーの上に移動しているので、その操作が片手でできるようになったのが嬉しい(US / JIS共通)。あと、目障りなキートップのかな印字が無くなったので、ローマ字入力が楽になったように感じる。

当初想定していた予算は少しオーバーしたけど、Pro Keyboard発売当初の値段(8,000円弱)と比べたら安いし、デザインもMac miniとマッチしてるし、満足度は結構高い。あとは慣れるだけ。

使わなくなったキーボードは、Wiiに繋げて遊んでみるかな?

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