2009年8月4日

ソフトバンク以上にややこしいECナビケータイ

きのうからECナビケータイの申し込み受付が開始されました。

気になる端末の価格ですが、公開されているのは「端末価格」と「実質負担金」のみで、ソフトバンクの「月月割」に相当する「ボーナス割」の額は公開されていません。購入手続きを進めていけばその過程で明らかにされるはずですが、購入ページにアクセスするにはECナビのIDでログインする必要があり、それだけのためにIDを取得する気にもならないので、料金の詳細は分かりません。

しかし実質負担金は、端末価格からボーナス割購入サポート割引の総額(24ヶ月分)を引いた額だというので、そこから逆算は可能です。

たとえばECN-SH001の場合、端末価格が68,760円で実質負担金が13,800円なので、割引額は54,960円になります。

そして、それを24で割った2,290円が、毎月の割引額です。このうち購入サポート割引は、840円もしくは910円(料金プランによって異なる)なので、これを毎月の割引額から引けばサポート割は、1,450円もしくは1,380円ということになります。

これをソフトバンクの新スーパーボーナス風に書くと、次のような感じでしょうか。

端末価格(一括): 68,760円
頭金: 0円
割賦金(24回): 2,865円
月月割: 1,450円もしくは1,380円

サポート割の割引額がはっきりしませんが、いずれにせよauのSH001がシンプル一括1円で売られていることを考えると、ECナビケータイなんて比較するまでもないですね。

端末やサービスはauのまんまなのに、販売方法はソフトバンク風という、非常にややこしいことになっています。正直、一体誰がECナビケータイを使うのか? ECナビの狙いは何なのか? ぼくには分かりません。

0 件のコメント: