- スリープ解除後のWi-Fi接続に失敗することがある。MacBook Airでは気にならないのですが、iMacは元からWi-Fiに接続するまでに時間がかかるうえに、Lionにしたらメニューバーのアイコンでは接続状態になっていても、いざSafariなどで接続しようとすると実際には接続されていない……といったことが、よくあります。そういうときは、一旦Wi-Fiをオフにして再度オンにすると、問題なく使えるようになります。
- Finderでフォルダをリスト表示にして、フォルダ内のアイテムを選択した状態で、同じフォルダ内の複数のアイテムをコマンドキーを押しながらドラッグで選択できない。Snow Leopardや、ほかの表示方法では選択できるのですが、どういう訳かLionのリスト表示の場合は動作が異なります。
- Finderでファイルやフォルダなどのアイテムを、フォルダに移動やコピーするときに、異動先のフォルダ内に同じ名前のアイテムがある場合、Snow Leopardではダイアログに「置き換えない」というボタンがあったのですが、Lionでは「両方ともファイルを残す」に変わっています。これを選ぶと、ファイル名に「〜のコピー」と追加されて、フォルダに収納されます。従来の「置き換えない」ボタンだと、異動先のフォルダにないファイルだけをコピーできて便利だったのですが、この仕様変更は不便です。
- 一部のSpotlightコメントが消えました。Snow Leopardへアップグレードしたときも同様の現象が起きたのですが、今回はその影響を受けた範囲は一部に限られていて、影響は前回よりかは少ないです。Snow Leopardの問題は、その後のアップデート(10.6.6くらい?)で解消したので、Lionのアップデートにも期待したいです。
- Automatorで作ったサービスで、テキストのコピー&ペーストができない。「テキストの入力を求める」によって表示したダイアログ上で、「コマンド+C」や「コマンド+V」といったショートカットが使えず、メニューバーの「編集→コピー」などもグレイアウトして使えません。仕方ないので、代わりに「AppleScript を実行」で、ダイアログを表示するようにしました。
- (追加)Finderでアイテムにラベルを付けると、時々「"mdwrite"がキーチェーン"metadata"を使おうとしています。」というダイアログが出てパスワードを求められます。とりあえずキャンセルしてますが、ラベルの設定には問題ないようです。
という感じで、大きなトラブルはないものの、いくつか細かい問題があります。
今のところ「Lionにしてよかった」と思えるようなことも特になく、「iCloudが始まるまではSnow Leopardのままでもいいかな」というのが実感です。
ただ、iCloudを活用にはLionにする必要がありそうなので、どっちみちLionにするなら、早くアップグレードして慣れておいた方がいいとも思います。
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