発売当初の価格が、海外よりもかなり割高だったために、ついついLUMIX GF3を衝動買いしてしまいましたが、GF3が購入金額からポイントを差し引いた額よりも高く売れたのと、S100の価格が発売当初よりも1万円ほど値下がりしたので、めでたくS100の購入に至りました。
価格は、ヨドバシ.comで44,800円に10%ポイント還元でした。先月MNPでGalaxy Nexusを購入した時にもらったポイントを使って、支払額は2万円強で、ポイントは2千ポイント強です。
ぼくがPowerShot S100を選んだ大きな理由は、次の3点です。
- RAW撮影対応
- これはとても重要。RAWで撮影した方が、パソコンで修正しやすいので、撮影時にあまり気を使わずに済みます。個人的には「JPEGで撮影するならスマホで十分。RAWで撮影しなければ、デジカメを買う意味が無い」と思っています。
- コントローラーリング搭載
- コンデジのズームレンズは、レバーによるパワーズームが一般的ですが、これが使いにくいのがコンデジ最大の不満です。しかし、S100やS95は、レンズ周囲の「コントローラーリング」を回転することによって、「28mm/35mm/50mm」というように、ステップズームすることができます。これでズーミングの不満が大きく解消されます。
- ボディがコンパクト
- コンデジとしては大きめですが、GF3よりは大分コンパクトです。特に、S100は電源をオフにすると、レンズがボディ内に収納されるので、そのままポケットに入れられます。
というわけで、ぼくにとってのS100を一言で表すと、「RAWで撮れて、ズームが楽で、ポケットに入るカメラ」です。
S95との違い
とりあえず、S100を使ってみて、S95と違って戸惑ったポイントを挙げてみます。
- バッテリーとSDカードスロットの配置が逆
- ボディ底部のカバーを開くと、バッテリーとSDカードスロットが平行して配置あるのは同じなのですが、S95は「レンズ側にバッテリー、モニター側にSDカード」なのに対して、S100は「レンズ側にSDカード、モニター側にバッテリー」となっています。すぐに慣れると思いますが、最初は戸惑いました。
- 露出補正の操作の違い
- S100は、ボディ裏側の「コントローラーホイール」を回転させるだけでは、露出補正ができなくなっています。露出補正をするには、十字キーの上キーを押してから、コントローラーホイールで行います。S95ではホイールを回転させるだけだったので、勝手に補正が設定されていたということが、よくありました。誤操作防止の対策でしょうね。
- ボタン配置と機能の割当
- S100には「動画」ボタンが付いたことにより、ボタンの配置がS95から変更されています。動画ボタン以外の主な変更点は、「RING FUNC.」ボタンが「ショートカット」ボタンに統合されたことと、「セルフタイマー」ボタンが無くなったことです。セルフタイマーは、三脚を使ってブツ撮りするときに、よく使うので、これが無くなるとかなり不便なのですが、ショートカットに割り当てることで対応できます。あと、S95では中央の「SET」キーの形状がフラットだったのが、S100では凸型に膨らんでるので、押しやすくなっています。
S95 S100 左上 ショートカット/イージープリント RING FUNC./ショートカット/消去 右上 再生 動画 左下 DISP. 再生 右下 MENU MENU 上 露出補正 露出補正 右 ストロビ ストロボ 下 セルフタイマー/消去 DISP. 左 マクロ/MF マクロ/MF ▲S100(左)とS95(右)
ファーストインプレッション
S100は、センサーが裏面照射型CMOSに変わったことで、低感度時での画質に不安があったのですが、ちょっと使ってみた感じでは、S95との違いは感じられません。
正直、今のところ、「S95からS100に買い替えてよかった」と思うところはありませんが、S95と同じく不満がほとんど無く、満足度はかなり高いです。
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評価: - 投稿: Jun
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