2018年3月18日

16:9のスマホを18:9にすると画面サイズはどれだけ大きくなるのか

昨年以降、従来の16:9よりも縦長のディスプレイを搭載したスマホが続々と登場し、ディスプレイサイズからスマホ本体のサイズ感がパッと思い浮かばなくなったので、従来と比較してどれくらいサイズが違うのか計算してみました。

画面の横幅(短辺)の長さはそのままで画面を縦に伸ばした場合、画面の対角サイズがどれだけ変化するか計算してみると、18:9は約1.1倍、18.5:9のGalaxy S8は約1.12倍、約19.5:9(19.488:9)のiPhone Xは約1.17倍になります。

4インチから5.6インチの16:9ディスプレイを縦長にすると、それぞれどれくらい大きくなるのか、まとめて表にしてみました。

16:9
(×1.0)
18:9
(×1.1)
18.5:9
(×1.12)
19.5:9
(×1.17)
4.04.44.54.7
4.14.54.64.8
4.24.64.74.9
4.34.74.85.0
4.44.84.95.1
4.54.95.05.3
4.65.05.25.4
4.75.25.35.5
4.85.35.45.6
4.95.45.55.7
5.05.55.65.8
5.15.65.76.0
5.25.75.86.1
5.35.85.96.2
5.45.96.16.3
5.56.06.26.4
5.66.16.36.5

もしiPhone SEの4インチディスプレイを、iPhone Xと同じアスペクト比にすると4.7インチに。同様に、4.7インチのiPhone 8は5.5インチ、5.5インチのiPhone 8 Plusは6.4インチとなります。逆に、iPhone Xの5.8インチディスプレイを16:9にすると、5インチになります。

噂では、今年の秋に発売される新型iPhoneは、6.1インチと6.5インチのモデルが追加されるらしいですが、もしそれらのアスペクト比がiPhone Xと同じであれば、画面の横幅はそれぞれ16:9の5.2インチと5.6インチに相当します。

5.2インチと言えば、現在のAndroidスマホに多いサイズで、5.8インチのGalaxy S8も横幅は同等です。一方、5.6インチはiPhone 8 Plusの5.5インチに近いサイズなので、もしiPhone X Plusが出るとすれば、本体サイズはiPhone 8 Plusとほぼ同じになるのではないでしょうか。

2014年発売のiPhone 6以降、iPhoneの標準モデルのディスプレイサイズは4.7インチを維持していますが、もし新型iPhoneの噂が本当であれば、iPhoneのサイズも一般的なAndroidスマホに合わせる形となります。

これでは片手で使うのは難しく、個人的にはiPhone SEの後継モデルへの期待が高まります。

ただ、画面サイズが大きくなると、iPadのSplit View(マルチタスキング)をiPhoneに対応させても操作性に問題もなさそうですし、縦長のディスプレイを活かすためにもiOS 12で対応するかどうかが、6月に開催されるWWDCの個人的な注目ポイントです。

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