画面の横幅(短辺)の長さはそのままで画面を縦に伸ばした場合、画面の対角サイズがどれだけ変化するか計算してみると、18:9は約1.1倍、18.5:9のGalaxy S8は約1.12倍、約19.5:9(19.488:9)のiPhone Xは約1.17倍になります。
4インチから5.6インチの16:9ディスプレイを縦長にすると、それぞれどれくらい大きくなるのか、まとめて表にしてみました。
16:9 (×1.0) | 18:9 (×1.1) | 18.5:9 (×1.12) | 19.5:9 (×1.17) |
---|---|---|---|
4.0 | 4.4 | 4.5 | 4.7 |
4.1 | 4.5 | 4.6 | 4.8 |
4.2 | 4.6 | 4.7 | 4.9 |
4.3 | 4.7 | 4.8 | 5.0 |
4.4 | 4.8 | 4.9 | 5.1 |
4.5 | 4.9 | 5.0 | 5.3 |
4.6 | 5.0 | 5.2 | 5.4 |
4.7 | 5.2 | 5.3 | 5.5 |
4.8 | 5.3 | 5.4 | 5.6 |
4.9 | 5.4 | 5.5 | 5.7 |
5.0 | 5.5 | 5.6 | 5.8 |
5.1 | 5.6 | 5.7 | 6.0 |
5.2 | 5.7 | 5.8 | 6.1 |
5.3 | 5.8 | 5.9 | 6.2 |
5.4 | 5.9 | 6.1 | 6.3 |
5.5 | 6.0 | 6.2 | 6.4 |
5.6 | 6.1 | 6.3 | 6.5 |
もしiPhone SEの4インチディスプレイを、iPhone Xと同じアスペクト比にすると4.7インチに。同様に、4.7インチのiPhone 8は5.5インチ、5.5インチのiPhone 8 Plusは6.4インチとなります。逆に、iPhone Xの5.8インチディスプレイを16:9にすると、5インチになります。
噂では、今年の秋に発売される新型iPhoneは、6.1インチと6.5インチのモデルが追加されるらしいですが、もしそれらのアスペクト比がiPhone Xと同じであれば、画面の横幅はそれぞれ16:9の5.2インチと5.6インチに相当します。
5.2インチと言えば、現在のAndroidスマホに多いサイズで、5.8インチのGalaxy S8も横幅は同等です。一方、5.6インチはiPhone 8 Plusの5.5インチに近いサイズなので、もしiPhone X Plusが出るとすれば、本体サイズはiPhone 8 Plusとほぼ同じになるのではないでしょうか。
2014年発売のiPhone 6以降、iPhoneの標準モデルのディスプレイサイズは4.7インチを維持していますが、もし新型iPhoneの噂が本当であれば、iPhoneのサイズも一般的なAndroidスマホに合わせる形となります。
これでは片手で使うのは難しく、個人的にはiPhone SEの後継モデルへの期待が高まります。
ただ、画面サイズが大きくなると、iPadのSplit View(マルチタスキング)をiPhoneに対応させても操作性に問題もなさそうですし、縦長のディスプレイを活かすためにもiOS 12で対応するかどうかが、6月に開催されるWWDCの個人的な注目ポイントです。
0 件のコメント:
コメントを投稿