2009年9月29日

ケイ・オプティコム、国内最大級の公衆無線LANサービス

関西電力グループの通信会社ケイ・オプティコムが、関西一円に約3万カ所のアクセスポイントを設置した公衆無線LANサービスを、イー・モバイルのMVNOであるeoモバイルと併せて提供すると発表しました。

アクセスポイントの主な設置場所は、サービスエリア内の駅やコンビニ、スーパーマーケットなどの商業施設で、そのうち約7割をカバーするとのことです。

来年3月のサービス開始時のエリアは、阪神間11市(大阪市はおよそ半数の区のみ)で約2,000カ所です。対象エリア内の人口を計算してみると、ざっと489万人。それをアクセスポイント数で割ると、アクセスポイント1カ所あたりの人口は約2,445人。人口約154万人の神戸市では629カ所、約48万人の西宮市で197カ所の計算です。

ケイ・オプティコムといえば、旧アステル網を利用したeo64エアも提供していて、eoモバイルのアクセスポイントもPHSのCS(基地局)と同様、主に電柱に設置されるそうです。

ちなみに今回発表された利用料(月額315円〜5,680円)では、eo光ネットのオプションサービスとしての扱いですが、サービス開始時にはeoモバイル単独でのサービスも用意されるようで、同様に電柱を利用した公衆無線LANサービスのlivedoor Wirelessと同程度の料金になるとうれしいです。

PHSを使っていた頃は(今も自宅の子機として使っていますが)よく電柱を見ながら歩いたもんですが、また久しぶりに電柱(主にコンビニの前)に注目してみたいと思います。PHSみたいに、地下街にも設置されないかな。

0 件のコメント: