Leopardにもあることにはあったのですが、アプリケーションメニューからサービスメニューを開いて、さらに多数あるサービスの中から選ぶ……という具合で、使い勝手が悪くほとんど使っていませんでした。しかしSnow Leopardではコンテキストメニューから呼び出せ、しかも利用可能なサービスだけが表示されるようになったので、Leopardと比べるとだいぶ使いやすくなっています。
Leopardではほとんど使っていなかったので、もしかするとLeopardでもできたのかも知れませんが、Snow Leopardにして便利だと思ったサービスのひとつが「開く」です。
これは、Safariなどでテキストをドラッグで選択して、そのテキストがファイルなどのパスの場合に利用可能なサービスで、パスを選択した状態で「開く」サービスを実行すると、そのパスをFinderで開くことができます。
たとえば、次のパスを選択して「開く」サービスを実行すると、「プレビュー」(拡張子「.tiff」を指定したデフォルトアプリケーション)でNokia N73用iSyncプラグインのアイコンが開きます。
/Applications/iSync.app/Contents/PlugIns/ApplePhoneConduit.syncdevice/Contents/PlugIns/Nokia-N73.phoneplugin/Contents/Resources/com.nokia.N73.tiff
まぁ、画像ファイルならパスの頭に「file://」スキームを付ければブラウザで直接表示できますが、「開く」サービスを使えばアプリケーションもSafariから直接起動することができます。
次のパスはiTunesのパスですが、これを選択して「開く」を選択するとiTunesが起動します。
/Applications/iTunes.app
また、「開く」のほかにも「情報を見る」や「手前に表示」といったサービスもあり、これらは選択したパスのファイルなどの情報をFinderの「情報を見る」で表示したり、そのアイテムをFinderで表示したりできます。
さらには、Automatorを使えばサービスを自作することも可能です。今まではAppleScriptばかりで、Automatorは全く使っていなかったのですが、Snow LeopardではAutomatorもちょっと使ってみようかという気になりました。
ちなみに、サービスのカスタマイズは、「システム環境設定」の「キーボード」→「キーボードショートカット」から行えます。
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