705NK(Nokia N73)はiSync 2.4に含まれるプラグインでiSyncが可能でしたが、残念ながらNM706iは対応していません。
しかし、NM705iはゴニョゴニョすれば何とかなるらしいので、「NM706iも何とかなるかも知れない」と、NM706i用のプラグインを作ってみることにしました。
プラグインと言っても中身はXML(.plist)ファイルとアイコン画像だけなので、やろうと思えばテキストエディタと適当な画像ファイルを用意すれば作成可能ですが、Leopard(Mac OS X 10.5)付属のデベロッパーツールに「iSync Plug-in Maker」というツールが含まれているので、それを使うのが便利そうです。
プラグイン作成において記述が最低限必要なのは、「Domain name」、「GMI」、「GMM」、「Model identifier」の4項目。そして3種類の解像度のアイコン画像も用意する必要があります。
このうちGMIとGMMは、iSync Plug-in Makerで「Get Device Info」ボタンを押せば、自動的に取得された端末情報が入力されます。そしてアイコン画像は適当に「NM706i」という文字だけのものを作りました。残りの「Domain name」はブログのドメインを、「Model identifier」はとりあえず「FOMA.NM706i」としてみました。
これで必要最低限の項目は設定したので、この状態でテストを実行してみると、全エラー。まぁ、そう簡単にはいきません。
それで、iSyncのパッケージに含まれているN73用のプラグイン(Nokia-N73.phoneplugin)の中身を見ながら、iSync Plug-in Makerの設定を弄っていきました。
そして「Advanced Options > SyncML settings」にある「Local source」の内容(Value)を「iSync」から「PC Suite」に書き換えたら、「Mac→NM706i」へ電話帳のコピーができるようになりました。
しかし、再同期させると一部のメールアドレスが欠落してしまうなど、実用にはまだまだのレベルですが、何とかなりそうな感じはします。
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