2011年6月7日

Lion のスクロールバーが消える

WWDCで発表された、「Mac OS X Lion」「iOS 5」「iCloud」の気になるところを、まとめてみました。

Mac OS X Lion


Lionに関しては、2月に発表済みなので目新しいものは少ないのですが、一番気になっていたのはリリース時期と価格です。その時期と価格は、7月リリースで2,600円。驚いたのが提供方法で、パッケージ販売は行わずMac App Storeのみの販売ということです。

ただ、そのダウンロード販売に伴ってなのか、ちょっと気になることがあります。新機能紹介ページの「復元ユーティリティ」の項目に次のような記述があります。

OS X Lionには復元用のパーティションがあらかじめ用意されているので、OS Xの修復や復元にディスクを使う必要はありません。

つまり、リカバリー用のアーカイブを、ドライブ内に保存するということでしょうか。Lionのダウンロード容量は4GBだそうですが、もしそれがそのまま保存されるとなると、64GB SSDのMacBook Airにとっては、無視できないサイズです。

Lionリリース後に発売されるMacは、当然Lionがプリインストールされるはずですが、その際もリカバリー用スペースが必要なのか。また、インストールディスクは付属するのか、なども気になるところです。

ほかに気になるのは、スクロールバーがiOSのようなオーバーレイ表示になり、使わない時は消えるようになったり、マウスやトラックパッドのスクロールの方向が、これまでとは逆になる(変更可能)など、かなりiOSっぽくなる印象です。

iOS 5


Notification Center
ステータスバーをドラッグして下に降ろすと、各アプリの通知がまとめて表示される、Androidライクな機能です。ロック画面にも表示できるようですが、アラームを設定していないスケジュールも表示できると、かなり嬉しいのですが。
Reminders
ToDoが無いことがiPhoneの不満のひとつでした。しかし、これで解消されそうです。
Camera
ロック画面から直接カメラを起動できるようになったり、ボリュームアップボタンをシャッターボタンとして使えるようになります。しかし、ぼくがiPhoneを横向けに持つときは、いつもボリュームボタンが下になるように持つでの、持ち方を変えないといけません。というよりも、色むらが気になって、iPhone 4のカメラは使う気になりません。

iCloud


今回の目玉はiCloudなんだと思いますが、個人的には「MobileMeが無料化される」くらいにしか感じていません。とか言いながらも、実際にサービスが始まれば、無意識のうちに使うようになると思いますが。

ただ、その際に気になるのが、やっぱりiPhoto '11へのアップグレードが必要なのかどうかです。MacBook Airの方は購入時に最新版が付いてきたのですが、iMacは購入時のiPhoto '09のままです。機能的には'09で十分(っていうか、ほとんど使ってない)なんですが、iCloudの為にアップグレードするか悩みどころです。Mac App Storeでは単体で1,700円で購入できますが、パッケージ版のiLifeなら、iMovieやGarageBandなどがセットになって4,800円とお得なのも、また悩みどころです。

しかし、まぁ、それも秋になってからの話。長いなぁ。

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