2011年10月10日

iPod nano 第6世代 (2011) 開梱〜アップデートレビュー

iPhone 4S発表に合わせて値下げされた、iPod nano 第6世代を購入しました。

購入したのは「(PRODUCT) RED」の16GBです。

オンラインのApple Storeで注文時に、製品の画像が2010年モデル(ホーム画面にアイコンが4つ)のままなのが気になって、型番を確認すると「MC699J/A」で、これまた2010年モデルのままです。新型iPod nanoは、時計のデザインが増えたり、ソフトウェアが若干変更されているとのことだったので、疑問を抱きながらも注文をしました。

で、届いた商品の型番も、やっぱり「MC699J/A」でした。

▲パッケージ外観。レッツ開梱!

「大丈夫かなぁ」と不安に思いながらも、パッケージを開梱していきます。

▲パッケージ内容

パッケージのフタの開けるとiPod nano本体。画面には、アイコンが4つのデザインのシールが貼られてあります。本体を取ると紙のフタがあり、それを開けるとマニュアル類が入っています。さらにそれを取ると、イヤホンとDock USBケーブルがコンパクトに収められています。

で、早速iPod nanoをiMacに接続してみると、工場出荷時のソフトウェアバージョンは「1.1」でした。しかし、「1.2」へアップデートできるようになっているので、早速アップデートしました。


バージョン1.2へアップデートが完了し、「設定 > 一般 > ホーム画面」から「小さなアイコン」を「オフ」にすると、ホーム画面のアイコンが1つになります。

▲ホーム画面にアイコンが4つ

▲小さなアイコンを「オフ」に

▲ホーム画面にアイコンが1つ

これで晴れて最新バージョンとなりました。

実際に使ってみて、個人的に気に入ったのは、スリープボタンのダブルクリックで曲送りができる機能です。これで、MDR-EX38IPのリモコンを使わずに、本体のボタンだけで曲送りの操作ができます。残念ながら、3回クリックしても曲戻しはできないようですが、本体のボタンだけで、ボリューム調整と曲送りができれば十分だと思います。ちなみに、設定により「再生/一時停止」に変更が可能です。

あと、iPod nanoの個人的な目玉機能が、FMラジオです。感度は思ったよりも良好で、スリープボタンのダブルクリックによる、「曲送り」ならぬ「局送り」に対応しています。ただ、FMラジオ使用時は、バッテリーの減りが早く感じます。

MW600との比較


iPod nano購入によって立場が危うくなったのが、Bluetoothレシーバーの「MW600」です。

元々、MW600で通話は行わず、iPhoneの音楽再生とFMラジオ聴取が購入の目的だったので、完全に機能がかぶっています。

iPod nanoとMW600の、重量とバッテリー駆動時間のスペックを比較すると、次のとおりです。

iPod nanoMW600
重量21.1g13g
バッテリー駆動時間24時間8.5時間

iPod nanoの方が1.6倍ほど重いですが、バッテリーは3倍ほど長持ちします。

iPod nanoを襟元に着けると、重さが気になりますが、MW600と違ってマイクが付いている訳ではないので、襟元に着ける必要はありません。ズボンのベルトやポケットに着ければ、ほとんど重さは気になりません。

という訳で、MW600は、しばらくお休みです。

▲MW600とのサイズ比較

歴代iPod nanoの価格


今回、iPod nano購入に至った最大の決め手は、やはり価格でした。

「だいぶ安くなったなぁ」という印象なのですが、iPod nanoの最近のモデルと価格を比較してみました。

発売年8GB16GB
米ドルレート米ドルレート
2008年(第4世代)17,800円149ドル119.46円23,800円199ドル119.60円
2009年(第5世代)14,800円149ドル99.33円17,800円179ドル99.44円
2010年(第6世代)13,800円149ドル92.62円16,800円179ドル93.85円
2011年(第6世代)10,800円129ドル83.72円12,800円149ドル85.91円

アメリカでの価格自体が段々値下げされているのに加えて、円高による影響も大きいようです。

感想


やはり「餅は餅屋」で、音楽再生専用機の方がシンプルで使いやすいです。サイズもMW600とそう変わらず、「iPhone+MW600」よりも、格段に手軽に扱えます。

一方で難点は、タッチパネル式ゆえに、手袋を着けたままでは操作できないことでしょうか。まぁ、音楽の一時停止や曲送り、ボリューム調整などは、リモコンや本体のボタンである程度操作可能なので、不便なのはプレイリストを選択する時くらいでしょう。

あとは、iCloudが使えず、iTunesとの同期が必要なことですかね。

しかし、この身軽さが最大の魅力だと思います。

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