購入したのは「(PRODUCT) RED」の16GBです。
オンラインのApple Storeで注文時に、製品の画像が2010年モデル(ホーム画面にアイコンが4つ)のままなのが気になって、型番を確認すると「MC699J/A」で、これまた2010年モデルのままです。新型iPod nanoは、時計のデザインが増えたり、ソフトウェアが若干変更されているとのことだったので、疑問を抱きながらも注文をしました。
で、届いた商品の型番も、やっぱり「MC699J/A」でした。
▲パッケージ外観。レッツ開梱! |
「大丈夫かなぁ」と不安に思いながらも、パッケージを開梱していきます。
▲パッケージ内容 |
パッケージのフタの開けるとiPod nano本体。画面には、アイコンが4つのデザインのシールが貼られてあります。本体を取ると紙のフタがあり、それを開けるとマニュアル類が入っています。さらにそれを取ると、イヤホンとDock USBケーブルがコンパクトに収められています。
で、早速iPod nanoをiMacに接続してみると、工場出荷時のソフトウェアバージョンは「1.1」でした。しかし、「1.2」へアップデートできるようになっているので、早速アップデートしました。
バージョン1.2へアップデートが完了し、「設定 > 一般 > ホーム画面」から「小さなアイコン」を「オフ」にすると、ホーム画面のアイコンが1つになります。
▲ホーム画面にアイコンが4つ |
▲小さなアイコンを「オフ」に |
▲ホーム画面にアイコンが1つ |
これで晴れて最新バージョンとなりました。
実際に使ってみて、個人的に気に入ったのは、スリープボタンのダブルクリックで曲送りができる機能です。これで、MDR-EX38IPのリモコンを使わずに、本体のボタンだけで曲送りの操作ができます。残念ながら、3回クリックしても曲戻しはできないようですが、本体のボタンだけで、ボリューム調整と曲送りができれば十分だと思います。ちなみに、設定により「再生/一時停止」に変更が可能です。
あと、iPod nanoの個人的な目玉機能が、FMラジオです。感度は思ったよりも良好で、スリープボタンのダブルクリックによる、「曲送り」ならぬ「局送り」に対応しています。ただ、FMラジオ使用時は、バッテリーの減りが早く感じます。
MW600との比較
iPod nano購入によって立場が危うくなったのが、Bluetoothレシーバーの「MW600」です。
元々、MW600で通話は行わず、iPhoneの音楽再生とFMラジオ聴取が購入の目的だったので、完全に機能がかぶっています。
iPod nanoとMW600の、重量とバッテリー駆動時間のスペックを比較すると、次のとおりです。
iPod nano | MW600 | |
---|---|---|
重量 | 21.1g | 13g |
バッテリー駆動時間 | 24時間 | 8.5時間 |
iPod nanoの方が1.6倍ほど重いですが、バッテリーは3倍ほど長持ちします。
iPod nanoを襟元に着けると、重さが気になりますが、MW600と違ってマイクが付いている訳ではないので、襟元に着ける必要はありません。ズボンのベルトやポケットに着ければ、ほとんど重さは気になりません。
という訳で、MW600は、しばらくお休みです。
▲MW600とのサイズ比較 |
歴代iPod nanoの価格
今回、iPod nano購入に至った最大の決め手は、やはり価格でした。
「だいぶ安くなったなぁ」という印象なのですが、iPod nanoの最近のモデルと価格を比較してみました。
発売年 | 8GB | 16GB | ||||
---|---|---|---|---|---|---|
円 | 米ドル | レート | 円 | 米ドル | レート | |
2008年(第4世代) | 17,800円 | 149ドル | 119.46円 | 23,800円 | 199ドル | 119.60円 |
2009年(第5世代) | 14,800円 | 149ドル | 99.33円 | 17,800円 | 179ドル | 99.44円 |
2010年(第6世代) | 13,800円 | 149ドル | 92.62円 | 16,800円 | 179ドル | 93.85円 |
2011年(第6世代) | 10,800円 | 129ドル | 83.72円 | 12,800円 | 149ドル | 85.91円 |
アメリカでの価格自体が段々値下げされているのに加えて、円高による影響も大きいようです。
感想
やはり「餅は餅屋」で、音楽再生専用機の方がシンプルで使いやすいです。サイズもMW600とそう変わらず、「iPhone+MW600」よりも、格段に手軽に扱えます。
一方で難点は、タッチパネル式ゆえに、手袋を着けたままでは操作できないことでしょうか。まぁ、音楽の一時停止や曲送り、ボリューム調整などは、リモコンや本体のボタンである程度操作可能なので、不便なのはプレイリストを選択する時くらいでしょう。
あとは、iCloudが使えず、iTunesとの同期が必要なことですかね。
しかし、この身軽さが最大の魅力だと思います。
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