RX100M2に限らず、どのデジカメでも買ったらまず、電子音、オートレビュー、AF補助光はオフにします。で、画質(ファイル形式)は当然「RAW」に。また、RX100M2はAdobe RGBにも対応しているので、色空間を「AdobeRGB」にしました。ここまでは、(対応していれば)どのデジカメでも共通の設定です。
ここからは、使いやすさに大きく影響する、各ボタンへの機能の割り当てです。
各ボタンの機能割り当て
RX100M2では、Fn(ファンクション)ボタンのほかに、コントロールホイールの左、右、中央ボタンにも、割り当てる機能を変更できます。
各ボタンに割り当て可能な機能は、下記の表のとおりです。
Fn | 中央 | 左 | 右 | |
---|---|---|---|---|
スタンダード | ● | |||
露出補正 | ● | ○ | ○ | |
ドライブモード | ○ | ● | ○ | |
フラッシュモード | ○ | ○ | ● | |
フォーカスモード | ○ | ○ | ○ | |
オートフォーカスエリア | ○ | ○ | ○ | |
顔検出/スマイルシャッター | ○ | ○ | ○ | |
オートフレーミング | ○ | ○ | ||
美肌効果 | ○ | ○ | ○ | |
ISO感度 | ● | ○ | ○ | |
測光モード | ○ | ○ | ○ | |
調光補正 | ○ | ○ | ○ | |
ホワイトバランス | ● | ○ | ○ | |
DRO/オートHDR | ● | ○ | ○ | |
クリエイティブスタイル | ○ | ○ | ○ | |
ピクチャーエフェクト | ● | ○ | ○ | |
画面サイズ | ○ | ○ | ○ | |
横縦比 | ○ | ○ | ○ | |
画質 | ○ | ○ | ○ | |
登録 | ○ | ○ | ||
再押しAEL | ○ | ○ | ○ | |
再押しAF/MFコントロール | ○ | ○ | ○ | |
ピント拡大 | ○ | ○ | ○ | |
スマートフォン操作 | ○ | ○ | ||
未設定 | ● |
この中で利用したいのは、「再押しAEL」と「再押しAF/MFコントロール」です。
中央ボタンには、もっともよく使う「再押しAF/MFコントロール」を。「再押しAEL」は左ボタンに。右ボタンは、デフォルトの「フラッシュモード」のままにしました。
Fnボタンには、機能を最大7種類まで割り当て可能で、左ボタンにデフォルトで割り当てられていた「ドライブモード」を追加し、「DRO/オートHDR」と「ピクチャーエフェクト」は使わないので削除しました。
MRモードが便利
RX100M2を使っていて、使いにくいと感じるのが、電源を入れるとズームが、常にワイド端に設定されてしまうことです。それを解消するには、モードダイヤルの「MR」モードがが有効です。
MRモードには、撮影モードや光学ズーム倍率などの設定を、3パターンまで登録でき、モードを切り替えると、登録した設定を呼び出すことができます。このモードにしておくことで、電源を入れたときに、前回使用していたズーム倍率に設定されるようになります。
ただし、例えば、ズーム倍率を「×1.8(50mm相当)」に設定して登録しても、その後ワイド端(×1.0)にズーム倍率を変更した場合、一度電源を切って再度電源を入れると、登録してある「×1.8」ではなく、最後に使った「×1.0」に設定されてしまいます。
再度、モードを選び直すと、登録したズーム倍率が呼び出されるのですが、できれば電源投入時にも、登録したズーム倍率を呼び出してもらいたいです。
ステップズーム
個人的な、RX100M2最大の目玉機能が、ステップズームです。
ステップズームを有効にするには、「コントロールリング」の設定を「ズーム」にし、「リングのズーム機能」を「ステップ」に変更します。
ただ、RX100M2のコントロールリングは、S100の小刻みなコントローラーリングと感触が違い、ズームをステップするためには、リングをより大きく回す必要があるので、S100ほど素早くはズームできませんが、思ったところでキチッと止まってくれるのは便利です。
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