2013年9月7日

RX100M2を使いやすくカスタマイズする

先日購入したRX100M2は、初期状態のままでは、あまり使いやすくないので、使いやすいようにカスタマイズしました。

RX100M2に限らず、どのデジカメでも買ったらまず、電子音、オートレビュー、AF補助光はオフにします。で、画質(ファイル形式)は当然「RAW」に。また、RX100M2はAdobe RGBにも対応しているので、色空間を「AdobeRGB」にしました。ここまでは、(対応していれば)どのデジカメでも共通の設定です。

ここからは、使いやすさに大きく影響する、各ボタンへの機能の割り当てです。

各ボタンの機能割り当て


RX100M2では、Fn(ファンクション)ボタンのほかに、コントロールホイールの左、右、中央ボタンにも、割り当てる機能を変更できます。


各ボタンに割り当て可能な機能は、下記の表のとおりです。

各ボタンに割り当て可能な機能
Fn中央
スタンダード
露出補正
ドライブモード
フラッシュモード
フォーカスモード
オートフォーカスエリア
顔検出/スマイルシャッター
オートフレーミング
美肌効果
ISO感度
測光モード
調光補正
ホワイトバランス
DRO/オートHDR
クリエイティブスタイル
ピクチャーエフェクト
画面サイズ
横縦比
画質
登録
再押しAEL
再押しAF/MFコントロール
ピント拡大
スマートフォン操作
未設定
※●=デフォルト、○=設定可能

この中で利用したいのは、「再押しAEL」と「再押しAF/MFコントロール」です。

中央ボタンには、もっともよく使う「再押しAF/MFコントロール」を。「再押しAEL」は左ボタンに。右ボタンは、デフォルトの「フラッシュモード」のままにしました。

Fnボタンには、機能を最大7種類まで割り当て可能で、左ボタンにデフォルトで割り当てられていた「ドライブモード」を追加し、「DRO/オートHDR」と「ピクチャーエフェクト」は使わないので削除しました。

MRモードが便利


RX100M2を使っていて、使いにくいと感じるのが、電源を入れるとズームが、常にワイド端に設定されてしまうことです。それを解消するには、モードダイヤルの「MR」モードがが有効です。


MRモードには、撮影モードや光学ズーム倍率などの設定を、3パターンまで登録でき、モードを切り替えると、登録した設定を呼び出すことができます。このモードにしておくことで、電源を入れたときに、前回使用していたズーム倍率に設定されるようになります。

ただし、例えば、ズーム倍率を「×1.8(50mm相当)」に設定して登録しても、その後ワイド端(×1.0)にズーム倍率を変更した場合、一度電源を切って再度電源を入れると、登録してある「×1.8」ではなく、最後に使った「×1.0」に設定されてしまいます。

再度、モードを選び直すと、登録したズーム倍率が呼び出されるのですが、できれば電源投入時にも、登録したズーム倍率を呼び出してもらいたいです。

ステップズーム


個人的な、RX100M2最大の目玉機能が、ステップズームです。

ステップズームを有効にするには、「コントロールリング」の設定を「ズーム」にし、「リングのズーム機能」を「ステップ」に変更します。

ただ、RX100M2のコントロールリングは、S100の小刻みなコントローラーリングと感触が違い、ズームをステップするためには、リングをより大きく回す必要があるので、S100ほど素早くはズームできませんが、思ったところでキチッと止まってくれるのは便利です。




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