ドコモプレミアクラブのステージ決定時期などの詳細については、未だに発表されておらず、iPhone向けの条件についても発表されていません。
スマートフォン・タブレットの場合は、1stステージ(継続利用期間2年未満)からグランプレミアステージ(同15年以上)までのステージになるには、「ドコモ サービスパック」の「あんしんパック」もしくは「おすすめパック」への加入が必須となるのですが、現状ではiPhone向けの「あんしんパック」がありません。
「おすすめパック」に関しては、My docomoから申し込めるようですが、「おすすめパック」に含まれる「iコンシェル」が提供開始予定が12月1日からなので、それまで期間の月額利用料が、本来の「525円/月」から「iコンシェル」(105円/月)分を差し引いた「420円/月」になるとのことです。
ベーシックステージとのポイントの差
ステージ決定条件を満たさなければ、継続利用期間にかかわらずベーシックステージになり、ポイントは「5ポイント/1,000円」になります。
仮に、iPhoneのステージ決定条件が、「おすすめパック」(525円/月)への加入となると仮定して、ベーシックステージ(5ポイント/1,000円)とプレミアステージ(40ポイント/1,000円、継続利用期間10年以上)の場合で、ポイントの差を計算してみました。
計算のモデルプランとして、iPhone 5s 16GBモデルを分割で購入した場合で、契約プランは「タイプXi にねん」+「Xiパケ・ホーダイ for iPhone」+「spモード」とします。
ベーシック | プレミア | |
---|---|---|
基本料 | 743円 | 743円 |
パケット定額 | 5,200円 | 5,200円 |
spモード | 300円 | 300円 |
おすすめパック | 500円 | |
ユニバーサルサービス料 | 3円 | 3円 |
月々サポート | -3,800円 | -3,800円 |
合計 | 2,446円 | 2,946円 |
ポイント | 10ポイント | 80ポイント |
プレミアステージでも、通話料なども含めて毎月15,000円以上を支払わないと、ポイントで「おすすめパック」の料金分を取り戻せない計算です。ポイント目的でステージを維持するために、「おすすめパック」へ加入するなら、元を取るのは大変そうです。
プレミアステージのメリットは?
iPhone 5s/5cを対象に実施された、プレミアステージ限定のWeb予約など、ポイント以外でのメリットがなければ、無理してステージを維持する必要はないのかもしれません。
現在、プレミアステージだと、会員誌(季刊)の「Do Something!」を、無料で購読できますが、1st〜3rdステージの会員でも年間400ポイントで購読できるので、ポイント以外のメリットにはなりません。
あと、夏モデルと冬モデル発表時に開催される、新商品内覧会への招待も、今後、発売機種数の減少が予想される上に、発表時期も分散される傾向があるので、内覧会自体の魅力も少なくなっているように感じます。
iPhone向け「あんしんパック」は?
現在、iPhoneは「ケータイ補償 お届けサービス」の対象外で、アップルの「AppleCare+ for iPhone」でも、紛失や盗難などはサポートされていません。
なので、auの「紛失補償オプション(i)」のように、AppleCare+に追加するかたちで、紛失や盗難もサポートする、ドコモの補償サービスが欲しいところです。
そして、その補償サービスを含めた、iPhone向けの「あんしんパック」が提供されて、それがドコモプレミアクラブのステージ決定条件となるなら、料金次第では加入してもいいと思っています。
0 件のコメント:
コメントを投稿