内容は、まぁドコモとほぼ横並びですね。
基本プランの「通話し放題プラン」は、国内通話が時間、回数に関係なく定額で利用でき、月額基本料が2年契約でスマホ2,700円(税抜)、ガラケー2,200円(税抜)で、ドコモと一緒。
データ通信料金は、月間利用可能データ量が2GBまでで月額3,500円(税抜)から、30GBまでで月額22,500円(税込)までの6段階で、それぞれの利用可能データ量、月額料金ともドコモと同じです。
また、家族間でのデータシェアも可能ですが、ドコモと同じく、シェアオプション料が子回線1回線ごとに500円(税抜)かかり、10GB/月以上のデータ定額パックしか対応していません。
ドコモとの違いで一番大きいのが、データ定額パックの余ったデータ量を100MB単位で翌月に繰り越せる「データくりこし」です。これは、ドコモにも真似してもらいたいと思います。ただし、2GB/月までの「データ定額パック2」や、シンプルスマホや3Gケータイ向けのデータ定額パックは、繰り越しの対象外なのが残念です。
もう一点、長期利用者への優遇措置が、ドコモとは異なります。ドコモの「ずっとドコモ割」は、パケットパックの月額定額料を契約期間に応じて割り引くサービスですが、ソフトバンクの「長期継続ボーナス」は、毎月の利用料金で貯まるポイント付与率がアップします。
ただし、ドコモは「ずっとドコモ割」以外にも、ポイントプログラムの「ドコモプレミアクラブ」で契約期間や加入サービスに応じて、ポイント付与率がアップするので、長期利用者にはドコモの方が有利になります。
また、ソフトバンクのポイントプログラムでは、現在は契約期間に関わらず利用料金1,000円につき10ポイントが付与されますが、7月からは1,000円につき5ポイントのTポイントが付与されるように変更されるので、2年目までの契約者はポイント付与率が減ってしまいます。
ちなみに、「長期継続ボーナス」の提供開始時期は未定です。
それから、リリースに書かれていなくて気になるのが、iPhone契約者向けの優遇措置です。現在は、iPhone向けのパケット定額料は、その他スマホ向けよりも安くなるキャンペーンが実施されています。ドコモの新料金プランでは、利用可能データ量を最大13ヶ月間にわたって毎月1GB増量する「iPhoneボーナスパケットキャンペーン」を実施していますが、ソフトバンクの「スマ放題」では、どのような優遇が用意されるのでしょうか。
とりあえず、ソフトバンクの新料金プランの内容を見てみて、ドコモと横並びで「面白くない」というのが率直な感想です。独自の「データくりこし」は評価したいと思いますが、長期利用者の優遇面で、ドコモより魅力に欠ける印象が強いです。
なお、6月11日より事前予約申し込みの受け付けが開始されます。
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