2019年9月11日

ソフトバンクの「半額サポート+」でiPhone 11は実際に負担がどれだけ減るのか

ソフトバンクの「半額サポート+」を利用すると、iPhone 11シリーズの端末価格は実際に負担がどれだけ減るのか計算してみました。

アップルが本日未明(日本時間)に、iPhone 11シリーズを発表しました。iPhone 11、iPhone 11 Pro、iPhone 11 Pro Maxのいずれも、13日21時から予約受付が始まり、20日から発売されます。

ソフトバンクはこれにあわせ、13日から「半額サポート+」の受付を開始します。このサービスは、ソフトバンクの端末を48回払いで購入し、毎月390円(不課税)のプログラム利用料を払うことにより、3年目以降に旧機種を提出して新機種に買い替えると、残りの割賦金を払わずにすむ、というものです。

実際の負担はどれだけ減るのか


では、この「半額サポート+」を利用した場合、2年間の負担額がいくらになるのか。割賦金(分割支払金)とプログラム利用料のそれぞれ24回分を合計した金額を、SIMフリー版の端末価格と比較し、表にまとめました。

半額サポート+の負担額(税込、税率8%)
半額サポート+
負担額
SIMフリー版
端末価格
差額軽減率
iPhone 11 64GB 54,000円80,784円26,784円33%
iPhone 11 128GB56,880円86,184円29,304円34%
iPhone 11 256GB63,360円98,064円34,704円35%
iPhone 11 Pro 64GB72,960円115,344円42,384円37%
iPhone 11 Pro 256GB82,320円132,624円50,304円38%
iPhone 11 Pro 512GB95,520円156,384円60,864円39%
iPhone 11 Pro Max 64GB80,640円129,384円48,744円38%
iPhone 11 Pro Max 256GB90,240円146,664円56,424円38%
iPhone 11 Pro Max 512GB103,200円170,424円67,224円39%

半額サポート+を利用した場合、SIMフリー版を購入するより33〜39%負担を軽減することができます。ソフトバンク版の端末価格がSIMフリー版よりも10%ほど割高になっていることと、プログラム利用料が加算されることにより、実際の負担額は半額よりも多くなります。

また、半額サポート+で購入した端末は、購入から100日間はSIMロックが解除できず、ソフトバンクの回線契約がない場合は、SIMロック解除に3,000円(税抜)の手数料が必要となります。

さらに、半額サポート+を利用して買い替える場合は、旧端末を提出しなければならず、実質的には購入額の最大33〜39%で下取りするのと同じです。もしSIMフリー版を購入し、それを半額サポート+との差額以上の価格で売却することができれば、半額サポート+を利用するよりも負担は少なくなります。



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