その中で気になるS120とS200の主要スペックを、現行機種のS110と比較してみました。
S120 | S110 | S200 | |
---|---|---|---|
撮像センサー | CMOS | CMOS | CCD |
有効画素数 | 約1,210万画素 | 約1,210万画素 | 約1,010万画素 |
映像エンジン | DIGIC 6 | DIGIC 5 | DIGIC 5 |
焦点距離 | 5.2-26mm | 5.2-26mm | 5.2-26mm |
開放F値 | F1.8-5.7 | F2-5.9 | F2-5.9 |
動画サイズ | 1080/60p | 1080/24p | 720/24p |
動画形式 | MP4 | MOV | MOV |
Wi-Fi | ○ | ○ | ○ |
タッチパネル | ○ | ○ | — |
RAW | 12bit | 12bit | — |
サイズ | 100.2×59.0×29.0mm | 98.8×59.0×26.9mm | 99.8×59.0×26.3mm |
質量 | 約217g | 約198g | 約181g |
S120は、F1.8以下のレンズを搭載したコンデジとして、世界最薄を謳い文句にしていますが、F2レンズ搭載のS110と比べると、厚くなっています。動画関連の性能が向上しているものの、それ以外の基本スペックは、S110とほとんど変わりありません。
S200は、世代的にはS110の廉価版という感じです。正直、ハイエンドのPowerShot Sシリーズなのに、RAW非対応なのが理解できません。一体、どの層をターゲットにしてるんでしょうか。
現在使っているPowerShot S100は、使いやすくて気に入っているのですが、画質が少々物足りなく感じるようになってきました。決して、S100の画質が悪いという訳ではありませんが、RX100など、より大型のセンサーを搭載した機種と比べると、見劣りするのも確かです。
キヤノンには、1.5型のセンサーを搭載した「PowerShot G1 X」があるものの、正直、コンパクトとは呼びがたいボディーサイズです。Sシリーズの系統で、より大型のセンサーを搭載したコンデジを期待していたのですが、S120は、その期待に応えるものではありませんでした。
で、いま気になっているのが、ソニーのRX100M2です。ティルト液晶モニターやアクセサリーシュー、Wi-Fiも要らないんで、スペック的にはRX100で十分なのですが、ステップズーム対応という点で、RX100M2の方が魅力的です。逆に言えば、ステップズーム非対応という一点のみで、RX100は選択肢に入りません。
しかし、RX100とRX100M2の価格差は2万円程あり、ステップズームにそれだけの金額を出すのに躊躇し、なかなかRX100M2に手を出せずにいます。RX100が、ファームウェアのアップデートで、ステップズームに対応してくれたらベストなんですけど。
ちなみに、S120とS200どちらも、9月中旬発売予定です。
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