2013年8月22日

PowerShot S120とS110、S200の比較

キヤノンが、PowerShot S120やS200など、コンパクトデジカメの新機種を発表しました。

その中で気になるS120とS200の主要スペックを、現行機種のS110と比較してみました。

S120S110S200
撮像センサーCMOSCMOSCCD
有効画素数約1,210万画素約1,210万画素約1,010万画素
映像エンジンDIGIC 6DIGIC 5DIGIC 5
焦点距離5.2-26mm5.2-26mm5.2-26mm
開放F値F1.8-5.7F2-5.9F2-5.9
動画サイズ1080/60p1080/24p720/24p
動画形式MP4MOVMOV
Wi-Fi
タッチパネル
RAW12bit12bit
サイズ100.2×59.0×29.0mm98.8×59.0×26.9mm99.8×59.0×26.3mm
質量約217g約198g約181g

S120は、F1.8以下のレンズを搭載したコンデジとして、世界最薄を謳い文句にしていますが、F2レンズ搭載のS110と比べると、厚くなっています。動画関連の性能が向上しているものの、それ以外の基本スペックは、S110とほとんど変わりありません。

S200は、世代的にはS110の廉価版という感じです。正直、ハイエンドのPowerShot Sシリーズなのに、RAW非対応なのが理解できません。一体、どの層をターゲットにしてるんでしょうか。

現在使っているPowerShot S100は、使いやすくて気に入っているのですが、画質が少々物足りなく感じるようになってきました。決して、S100の画質が悪いという訳ではありませんが、RX100など、より大型のセンサーを搭載した機種と比べると、見劣りするのも確かです。

キヤノンには、1.5型のセンサーを搭載した「PowerShot G1 X」があるものの、正直、コンパクトとは呼びがたいボディーサイズです。Sシリーズの系統で、より大型のセンサーを搭載したコンデジを期待していたのですが、S120は、その期待に応えるものではありませんでした。

で、いま気になっているのが、ソニーのRX100M2です。ティルト液晶モニターやアクセサリーシュー、Wi-Fiも要らないんで、スペック的にはRX100で十分なのですが、ステップズーム対応という点で、RX100M2の方が魅力的です。逆に言えば、ステップズーム非対応という一点のみで、RX100は選択肢に入りません。

しかし、RX100とRX100M2の価格差は2万円程あり、ステップズームにそれだけの金額を出すのに躊躇し、なかなかRX100M2に手を出せずにいます。RX100が、ファームウェアのアップデートで、ステップズームに対応してくれたらベストなんですけど。

ちなみに、S120とS200どちらも、9月中旬発売予定です。



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