アップルからも正式に価格が発表され、先日ソフトバンクが発表した価格から若干変更されています。
日米のオンラインのアップルストアに表記されている、iPadの価格を表にしてみました(日本のWi-Fi+3Gモデルは、ソフトバンクのプリペイドプランの一括価格)。
モデル | JPY | USD |
---|---|---|
iPad Wi-Fi 16GB | 48,800円 | 499ドル |
iPad Wi-Fi 32GB | 58,800円 | 599ドル |
iPad Wi-Fi 64GB | 68,800円 | 699ドル |
iPad Wi-Fi+3G 16GB | 61,800円 | 629ドル |
iPad Wi-Fi+3G 32GB | 71,800円 | 729ドル |
iPad Wi-Fi+3G 64GB | 81,800円 | 829ドル |
いずれのモデルも「1ドル=98円」前後のレートになっています。
しかし、アップルストアのiPad情報ページを見る限りでは、Wi-Fi+3Gモデルの購入には、ソフトバンクと契約する必要があるようです。また、ソフトバンクのリリースには「iPadは単独の通信業者のサービスでのみお使いいただけるよう設定されている場合があります」とあるので、Wi-Fi+3GモデルにはSIMロックが掛けられている可能性が高いです。
かたやSIMフリー、かたやSIMロック。なのに価格は同じ。
ソフトバンクの孫社長は以前、TwitterでSIMロックについて次のような発言をしています。
ロック解除は、端末代が4万円値上げになる。
海外でロック解除スマートphoneは4万円高い。
これは逆に言えば、「SIMロックを掛けると、海外のSIMフリー端末よりも4万円安くなる」ということになります。しかし、実際にはSIMロックを掛けても、安くなっていません。
データ定額プランの場合、プリペイドプランと比べて端末価格(一括)が3,000円あまり安く、それに加えて月月割が1,500円×24ヶ月=36,000円あるので、確かに4万円安くなります。これに関しては、SIMロックを掛ける意味は理解できます。
しかし、プリペイドプランには月月割が無く、端末価格も定額プランより割高なのに、何故これにまでSIMロックを掛けるのでしょうか。
アップルが独自に、SIMフリー版のWi-Fi+3Gモデルを販売してくれれば選択の余地があるのですが、今のところアップルにそういう考えは無いようですね。
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