まず、ソフトバンクの新料金プランと同じく、余ったデータ量を翌月に繰り越せる「パケットくりこし」。パケットパックの余ったデータ量を、1GB単位で翌月に繰り越せるようになります。ただし、月間2GBまでの「データSパック」とらくらくスマートフォン向けの「らくらくパック」は、繰り越しの対象外です。2GBまででも毎月1GB以上余るライトユーザーには、恩恵が無いのが残念です。
また、「パケットパック」の上限を超えて追加で購入したデータ量の利用期間が、購入月の翌月末までに延長されます。
そして、auの新料金プランと同じく、月間利用可能データ量8GBまでの「データLパック」が追加されます。月額定額料は、auよりも100円安い6,700円(税抜)で、「ずっとドコモ割」を適用すると、契約10年以上で6,100円(税抜)、15年以上で5,900円(税抜)になります。
「パケットくりこし」と追加購入データ量の利用期間延長のサービス開始は10月1日から、「データLパック」は9月19日から受付開始となっています。
「データLパック」の開始日だけ中途半端なのが気になりますが、9日(日本時間10日未明)に行われるアップルの発表会で、iPhone 6が発表され、発売日は19日との噂が最有力の模様です。ドコモとしては、iPhone 6発売までに他社の料金プランとの違いを埋めておきたい、という思いがあるのでしょう。
しかし、他社も対抗してくるでしょうから、キャンペーンなども含めて、今年も発売までドタバタしそうです。
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