レンズの開放F値と焦点距離、35mm判(フルサイズ)換算焦点距離の数値は、撮影した写真のEXIF情報から取得し、その情報を元に画角とセンサーサイズを計算しました。
iPhone 7 Plusのデュアルカメラとインカメラの各数値を、iPhone 6s Plusと比較すると下の表のようになります。
iPhone 7 Plus | iPhone 6s Plus | ||||
---|---|---|---|---|---|
広角 | 望遠 | イン | アウト | イン | |
開放F値 | F1.8 | F2.8 | F2.2 | F2.2 | F2.2 |
焦点距離 | 3.99mm | 6.6mm | 2.87mm | 4.15mm | 2.65mm |
35mm判換算 | 28mm | 57mm | 32mm | 29mm | 31mm |
画角 | 約75度 | 約42度 | 約68度 | 約73度 | 約70度 |
センサーサイズ | 1/2.9型 | 1/3.6型 | 1/4.6型 | 1/2.9型 | 1/4.9型 |
広角カメラは明るくわずかに広く
広角(アウト)カメラのレンズは、開放F値がF2.2からF1.8になり、レンズを通す光の量は1.5倍にアップしました。これにより、iPhone 6s Plusよりも明るく撮影することが可能になり、主に暗い場所での写り方に差が出ます。
焦点距離はわずかに短くなり、センサーサイズは変わらないので、画角はわずかに広くなっています。
望遠カメラはセンサーが小型
iPhone 7 Plusの特徴でもある望遠カメラのセンサーサイズは、広角カメラのものより約19%小さくなっています。35mm判換算は広角カメラの約2倍で、写せる範囲は縦横それぞれ広角カメラのほぼ半分(面積にすると約1/4)になります。
インカメラはわずかに狭く
インカメラは、画素数が500万画素から700万画素に増えた影響か、焦点距離は若干長く、センサーサイズは若干大きくなっています。35mm判換算も若干長くなっていて、画角はわずかに狭くなっています。
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