2016年9月30日

iPhone 7 Plusのカメラ画角とセンサーサイズを6s Plusと比較

iPhone 7 Plusのカメラの画角とセンサーサイズを調べてみました。

レンズの開放F値と焦点距離、35mm判(フルサイズ)換算焦点距離の数値は、撮影した写真のEXIF情報から取得し、その情報を元に画角とセンサーサイズを計算しました。

iPhone 7 Plusのデュアルカメラとインカメラの各数値を、iPhone 6s Plusと比較すると下の表のようになります。

iPhone 7 PlusiPhone 6s Plus
広角望遠インアウトイン
開放F値F1.8F2.8F2.2F2.2F2.2
焦点距離3.99mm6.6mm2.87mm4.15mm2.65mm
35mm判換算28mm57mm32mm29mm31mm
画角約75度約42度約68度約73度約70度
センサーサイズ1/2.9型1/3.6型1/4.6型1/2.9型1/4.9型

広角カメラは明るくわずかに広く


広角(アウト)カメラのレンズは、開放F値がF2.2からF1.8になり、レンズを通す光の量は1.5倍にアップしました。これにより、iPhone 6s Plusよりも明るく撮影することが可能になり、主に暗い場所での写り方に差が出ます。

焦点距離はわずかに短くなり、センサーサイズは変わらないので、画角はわずかに広くなっています。

望遠カメラはセンサーが小型


iPhone 7 Plusの特徴でもある望遠カメラのセンサーサイズは、広角カメラのものより約19%小さくなっています。35mm判換算は広角カメラの約2倍で、写せる範囲は縦横それぞれ広角カメラのほぼ半分(面積にすると約1/4)になります。

インカメラはわずかに狭く


インカメラは、画素数が500万画素から700万画素に増えた影響か、焦点距離は若干長く、センサーサイズは若干大きくなっています。35mm判換算も若干長くなっていて、画角はわずかに狭くなっています。

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